トヨタの超豪華「ハイエース」が凄い! ド派手な金ピカ内装のスナック仕様!? バブル時代みたいな送迎バンとは

トヨタ「ハイエース(200系)」の豪華仕様としてタイには「ベンチュリー」というモデルが存在します。さらにタイでは独自にカスタマイズされた送迎バンも数多く走っており、その驚くべき内装とはどのようなものなのでしょうか。

日本のバブル時代を味わえる? タイの豪華カスタムされたハイエースとは

 タイに旅行などで訪れると稀にトヨタ「ハイエース」の高級仕様「ベンチュリー(ハイエース200系)」で送迎されることがあります。
 
 しかし、最近ではベンチュリーの後継モデルとなる「マジェスティ(ハイエース300系)」も徐々に増えつつありますが、この2台を実際に体感してみました。

すげぇ…まるで日本のバブル時代!? 金ピカ&ライトピカピカ! 豪華内装のベンチュリーに乗ってみた!
すげぇ…まるで日本のバブル時代!? 金ピカ&ライトピカピカ! 豪華内装のベンチュリーに乗ってみた!

 日本でも馴染みのあるトヨタのハイエースですが、タイでは送迎用途で活躍しています。

 そのなかでも2005年に登場したハイエース200系をベースに高級仕様に仕立てたのがベンチュリーです。

 ベンチュリーのエクステリアは、ミドルルーフ&ワイドボディのハイエースワゴンとなり、見た目だけでは従来のハイエースとの違いはあまりありません。

 またタイには独自に内装をカスタマイズした仕様が数多く存在。送迎に使われるハイエース/ベンチュリーはとにかく派手な加飾が施されており、今回乗車した仕様も豪華な表皮のシートやルーフ部は金色に塗られ、きらびやかなデザインを採用していました。

 さらには「VIP」と書かれたカラフルなランプがまるでバブル時代のスナックのような印象を持ちます。

 登場した際にはきらびやかで豪華なインテリアということもあり、高級ハイエースとして旅行で出かけた日本人からも度々話題となりました。

 しかし、2022年12月中旬に今回タイに訪れて久しぶりに乗車すると、その乗り心地はあくまでも商用バンということを認識させられます。

 路面の細かな凹凸からの振動や、段差毎の縦揺れ、突き上げた際の衝撃など気になる部分はありますが、採用されたシートの性能の良さなのかいくらか乗っていると慣れてきます。

 その一方で、2019年にタイトヨタはベンチュリーの後継モデルとして「マジェスティ」を発表しました。

 マジェスティは、アジア地域を中心に販売されているハイエース300系の乗車版で、ハイエース200系とは異なり、セミボンネット化されたパッケージングで、エンジンはフロントに配置されています。

 このパッケージングにより、迫力あるフロントフェイスの採用や広い居住空間の実現、快適性が向上しました。パワートレインは、2.8リッターディーゼルエンジンが搭載されており、変速機は6速ATが組み合わされています。

 なお、マジェスティについて、発表時にタイトヨタの社長を努めていた菅田道信氏は次のように話していました。

「タイの高級バン需要は持続的で、従来も『アルファード』を販売してきましたが、価格帯が高額だったこともあり、大半のユーザーから支持を得られませんでした。

 そのため、より贅沢で手頃な価格のマジェスティを発表しました。

 ちなみに、『マジェスティ』は、タイにおいてはハイエースの高級モデルである『ベンチュリー』の後継モデルですが、製品的にはまったく異なることから、新たに車名をつけました」

 実際にタイでマジェスティに乗車すると、ほかの乗用車と大きく変わらない快適な空間が広がっているほか、ボディやサスペンションなどの性能向上により、段差でも不快感の無い乗り心地となっており、タイで長距離移動をする際にはベンチュリーよりもマジェスティのほうが新しいこともあり、おすすめです。

※ ※ ※

 タイではバンコクをはじめ多くのハイエース、ベンチュリー、マジェスティが走っています。

 さらにはトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」やレクサスの高級ミニバンとなる「LM」も見かけ、高い送迎需要に幅広い形で活躍しているようです。

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1件のコメント

  1. ベンチュリーが全部この内装なわけではないですよね?これが純正であるという誤解を与える記事ですね

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