トヨタ新型「シエンタ」販売好調! ライバルのホンダ「フリード」とどう違う? 「オシャ」な内装を比較
コンパクトミニバンのトヨタ「シエンタ」が2022年8月にフルモデルチェンジし、好調な滑り出しとなっていますが、そんななかでも根強い人気を誇るライバルのホンダ「フリード」との違いについて紹介します。
コンパクトだからこそ気になる「室内の広さ」を徹底比較!
2022年8月23日にフルモデルチェンジを実施したトヨタのコンパクトミニバン、3代目「シエンタ」が好調な滑り出しをみせています。
対するライバルのホンダ「フリード」も、デビュー6年ながら引き続き善戦していますが、2モデルの違いはどこにあるのでしょう。ユーザーにもっとも密接な「内装」まわりと「室内の広さ」を中心に比較します。
2022年12月6日に発表された一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)調べによる新車販売台数の発表では、新型シエンタは11月度に1万178台を販売し、軽自動車を除く順位では4位にランクインするなど、デビュー以来好調な売れ行きを示します。
新型シエンタは、3列シートの7人乗り仕様に加え、2列シートの5人乗り仕様が設定され、1.5リッターガソリンエンジン車と、同ハイブリッド車を用意。ガソリン車はFFのみで、ハイブリッド車にはFFと4WD(E-Four)を設定しています。
ボディサイズは、全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mmで、ホイールベースは2750mmです。
先代の2代目シエンタと比較すると、全高だけ20mm高くなったほかは、全長、全幅、ホイールベースとも共通の寸法で、新旧ほぼ同様の扱いやすい5ナンバーサイズを受け継いでいます。
しかしプラットフォームは最新のTNGAに刷新されたことにより、同じ寸法のなかでもペダルやシート位置などがすべて見直され、とくに後席の足元空間を拡大させました。
前席(1列目)と2列目席間の距離(前席シートから後席シートのヒップポイント間)は先代比で80mmプラス。最大1000mm確保しています。
外観も、先代がシャープでスポーティだったのに対し、新型はスクエアな形状に。見かけのかわいらしさだけでなく、20mm高くなった全高とあわせ、小さいながらさらに空間効率を高めています。
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迎え撃つホンダのフリードは、現行型(2代目)が2016年9月に登場。前出の自販連データでは、11月度の販売台数は5118台(12位)ですが、デビューから丸6年が経過していることを考えれば、いまも根強い人気で善戦しているといえるでしょう。
こちらも1.5リッターガソリン車と、1.5リッターハイブリッド車を設定。それぞれFFと4WDが用意されています。
シートレイアウトは、シエンタ同様に3列シート仕様と2列シート仕様があります。
3列シート車は、2列目をキャプテンシートとした6人乗り仕様と、2列目をベンチシートにした7人乗り仕様があり、2列シート/5人乗り仕様の「フリード+(プラス)」は、3列目席の代わりに荷室を拡大したものです。
ボディサイズは全長4265mm×全幅1695mm×全高1710mmで、ホイールベースは2740mmです。
新型シエンタより背が高く、外観も四角さを強調することから実寸以上に大きく映り、外からも広さが感じられます。
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