マツダ史上最強! “スポーツカー級”のスペックを誇る新型高級SUV「CX-60」豪で予約開始! 国内に“無いエンジン”も搭載?
マツダオーストラリアは、11月28日、新型SUV「CX-60」の予約注文を開始したとアナウンスし、搭載されるエンジンやグレード構成についての情報を公開しました。かねてよりアナウンスされていた日本にはない3.3リッター直列6気筒ガソリンエンジンも設定されているようです。
マツダ史上最もパワフルなロードゴーイングモデル「CX-60」
11月28日、マツダのオーストラリア法人は、新型SUV「CX-60」の予約注文を開始したとアナウンスし、搭載されるエンジンやグレード構成についての情報を公開しました。
日本では2022年9月15日にも販売が開始されているCX-60(一部グレード)ですが、オーストラリア向けの仕様とはどのような違いがあるのでしょうか。
新型CX-60は、マツダが「新世代ラージ商品群」と呼ぶ第一弾モデルで、2列シートレイアウトのミッドサイズSUV。日本ではすでに2022年9月15日より一部グレードから販売が開始されています。
オーストラリア仕様の新型CX-60では、マツダ初のプラグインハイブリッドモデルとガソリンおよびディーゼルエンジンのマイルドハイブリッドモデル、計3つのパワーユニットが設定されました。
マツダのオーストラリア法人が、「これまでで最もパワフルなマツダのロードゴーイングモデル」と表現するプラグインハイブリッドモデルでは、2.5リッター直列4気筒エンジン+100kWの駆動用モーターと17.8kWhの駆動用リチウムイオン電池を組み合わせ、システム最高出力約327馬力・最大トルク500Nmを発揮します。
これにより、静止状態からの 100 km/h加速はわずか 5.9 秒とスポーツカー並、それでも燃料消費量も2.1L/100km(約47.6km/L)と省燃費です。
マイルドハイブリッドモデルでは48Vマイルドハイブリッドシステムに、最高出力約254馬力・最大トルク550Nmの3.3リッターディーゼルターボエンジンもしくは最高出力約284馬力・最大トルク450Nmの3.3リッターガソリンターボエンジンが組み合わされます。
全パワートレインには、新開発のスカイアクティブドライブ8速ATと新しいリアバイアスi-Activ全輪駆動システムが組み合わされています。ドライブモードはノーマル、スポーツ、オフロード、トーイング、EV (PHEV のみ)の5つもしくは4つから選択が可能です。
グレード展開は「エボルブ」、「GT」、そしてフラッグシップモデルの「アザミ」の3グレード。
それぞれ標準装備やエクステリア・インテリアの加飾が違い、エントリーグレードとなるエボルブでは、グレーのメタリック仕上げの18インチアロイホイールやボディ同色のバックミラー、ハニカムグリルを採用したフロントバンパー、ブライトクロームエキゾーストフィニッシャーなどが装備され、本物の実用性とマツダの特徴的なデザインが融合しており、ユーザーに上質感と運転体験を提供。
GTでは、ブラックの20インチアロイホイール、グロスブラックのフロントハニカムグリル、ボディ同色のホイールアーチ、などが装備され、インテリアではレザーのブラックまたはレベラストーンから選択が可能となり、ラグジュアリーでプレミアムな雰囲気を醸し出す心地よい高級感を感じられます。
最上級グレードとなるアザミでは、ブラックとマシンカットの20インチアロイホイールや明るいシグネチャーライティングを備えたアダプティブLEDヘッドランプ、バー型グリルを備えたフロントバンパーなど、強化されたさまざまな外装パーツを備え、マツダが「ジャパニーズ プレミアム」と呼ぶ日本のものづくりの美学で都会的なテイストを表現しています。
またマツダで初めて、ドライバーがインフォテインメントセンターのディスプレイから自分の身長を入力すると、カメラを使用してドライバーの目の位置を検出し、シート、ハンドル、アクティブ ドライビング ディスプレイ、ドア ミラーをドライバーに合わせて自動的に調整する「ドライバーパーソナライゼーションシステム」が搭載されます。
このシステムでは、顔認識を使用して各ドライバーの好みを記憶することも可能。ドライバーが検出されると、車両、オーディオ、エアコンの設定など、250以上の保存された設定をドライバーの好みに合わせて自動的に復元。システムには、最大6人の異なるユーザーとゲストの設定が保存出来ます。
新型CX-60 オーストラリア仕様の価格は、ベースグレードのエボルブが6万4798豪ドル(約601万円)からです。
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