6年ぶり全面刷新の新型「セレナ」何が変わった? エルグランド級の斬新グリルに好反響!? 新旧を比べてみると?
6年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた日産新型「セレナ」は、先代と比べて何が変わったのでしょうか。
ついに初公開! 新型セレナがフルモデルチェンジ!
2022年11月28日、日産はミドルサイズミニバンとなる新型「セレナ」を発表しました。
6年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた新型セレナは、前代と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
1991年に初代セレナがデビューして以来、時代が求めるファミリーの楽しみを追求し、進化を続けてきました。
先代にあたる5代目セレナ(C27)は、2016年8月にガソリン車。2018年2月にe-POWER車が発売されています。
一方の6代目となる新型セレナ(C28)は、2022年冬にガソリン車、2023年春にe-POWER車を発売する予定です。
では、6年ぶりのフルモデルチェンジでセレナはどのような進化を遂げたのでしょうか。
エクステリアでは、5代目セレナはダイナミックで洗練されたイメージと「セレナらしさ」を兼ね備え、新世代のグローバルデザインランゲージとなるエクステリアデザインを採用しました。
日産デザインを象徴する「Vモーション」を採用したフロントグリルや、浮いているように見える屋根がキャビンの広さを感じさせる「フローティングルーフ」、より伸びやかになったサイドウインドー下端線の「シュプールライン」などが特徴的です。
また、e-POWER車のデザイン面は、フロントグリルをはじめ、エクステリアおよびインテリアの随所にe-POWERの先進性を象徴するブルーアクセントが施されています。
ガソリン車のインテリアは、翼のように広がり、パノラミックな開放感を実現した「グライディングウィング」デザインのインストルメントパネルや、ジャカード織物で繊細なグラデーションの色変化を表現したプレミアムな空間を実現。
e-POWER車では、シフトバイワイヤー機能のシフトノブや、ブルーアクセントのイルミネーションを大型のマルチセンターコンソールトレイにあしらい、より先進的なイメージのデザインとしました。
機能面では、足を動かすだけで開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」、狭い場所でも開閉がしやすい「デュアルバックドア」、最大6個の装着が可能なUSB電源ソケットなどが挙げられました。
なお、5代目セレナのボディサイズは全長4690mm-4770mm×全幅1695mm×1740mm、全高1865mm、ホイールベース2860mmです。
一方で新型セレナのエクステリアは、親しみやすさを感じながらも、より上質でモダンな要素を採用。
加えて「e-POWER LUXION」と、ハイウェイスターは、ダイナミックで力強い走りを想起させる印象的なデザインに仕上げているほか、すべてのランプをLED化し、先進性と美しさを徹底追及しました。
新型セレナのボディサイズは全長4690mm-4765mm×全幅1695mm×1715mm、全高1870mm、ホイールベース2870mmです。
インテリアは、先進的で上質な広々とした空間を意識しながらも、細やかなこだわりを詰め込んでいます。
運転席は、視界を遮る凹凸を減らすことで、視界が開け、運転のしやすさを向上。また、シートは素材の高級感と、お菓子などの食べかすが隙間に入り込みにくく、飲み物などをこぼしてもふき取りやすいなどの機能性を両立させています。
さらに、大きな部分としてはこれまでのレバータイプのシフトレバーから、日産として初めてスイッチタイプの電制シフトを採用し、スッキリとした見た目と分かりやすい操作性を実現しました。
そのほか、新型セレナでは全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置。e-POWER車には、100V AC電源(1500W)をオプション装備したことにより、アウトドアにおける家電製品の稼働や、災害時等の非常用電源としても使用出来ます。
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なお新型セレナについて、日産の星野朝子副社長は次のように述べています。
「家族全員でのかけがえのない時間を少しでも多く大切に過ごして欲しい、『セレナ』を通じて家族の時間を最大限楽しんで欲しい、との想いでこの新型『セレナ』を企画・開発して参りました。
『今日のお出かけ、楽しかったね!』、『今度はもっと遠くに行ってみたい!』、などといった親子の笑顔溢れる会話が自然と生まれるようなドライブを楽しんでいただきたい。新型『セレナ』には、そんな想いとこだわりを詰め込みました」
エルグランド似のフロントは同じメーカーだから仕方ないかな リアサスがFFもマルチリンクになったのは良かった