高級モデル「テスラ」になぜ高額「超過料金」発生? サクラは週1充電でOK? 実は知らないEVライフとは

テスラは高額な『超過料金』存在? サクラは丁度いい使い勝手? 実は知らないEVライフとは

 一方、EVならではのデメリットもあるとこの男性は話します。

「EVのデメリットといわれる充電問題については、個人的にはあまり苦労していません。

 私の場合、基本的には都内の『スーパーチャージャー』で充電をおこなうのですが、充電するまでに長時間並ぶようなことはほとんどなく、30分程度の充電時間もちょっとした用事を済ませているうちに過ぎてしまいます。

 ただ、もし充電が終了した後もクルマを移動させなかった場合、かなり高額な『超過料金』が発生してしまいます。

 次に使う人のことを考えると、非常に良い仕組みだと思いますが、実際に利用するとヒヤヒヤしてしまいます」

 テスラの場合、「スーパーチャージャー」での充電終了後もクルマを駐車しておくと、1分100円という高額な「超過料金」が発生します。

 そのため、この男性は、基本的には車内で待っていることが多いようです。

テスラが展開する大規模「スーパーチャージャー(急速充電器)」では、規定利用時間を超えると高額な超過料金が発生する?
テスラが展開する大規模「スーパーチャージャー(急速充電器)」では、規定利用時間を超えると高額な超過料金が発生する?

 また日産「デイズ(ガソリン車)」から同社のEVとなるサクラに乗り換えた女性は次のように話しています。

「元々、デイズは毎日通勤で往復で15キロくらい乗っていました。最近はガソリン代も高騰しており、厳しいと思っていました。

 そうした際にサクラが登場することを聞いて、販売店で話をい聞いたらスタッフの人に『週末に1度満充電にすれば平日は充電をしなくても良い』と教えて頂きました。

 また補助金やデイズの下取りなどもあり乗り換えることに。いざ乗り換えると内外装の質感も凄い良いですし、山道でもスイスイ走るのがいいなと。

 通勤で軽自動車を使う人などは、EVのほうが使い方としてはあっているような気がしました」

 日産によれば、軽自動車ユーザーの走行距離は1日あたり30kmほどが多くを占めているといいます。

 そのため、週末に充電して平日はそのまま使い、また週末に充電するというライフサイクルを想定した場合、180kmという航続距離は軽自動車ユーザーの使い方にちょうど良いようです。

※ ※ ※

 EVに限らず、すべての物事には一長一短があります。

 そうしたなかで、ガソリン車だからEVだからとこだわらずに同じ1台のクルマとして、自身のライフスタイルにあった1台を選ぶことが重要です。

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1件のコメント

  1. 非常に魅力的なEVが増えてきたのは喜ばしい事です。商品性も上がってきたのでそろそろ、税金での購入補助は止めたほうが良いと思います。本当に魅力的な商品かどうかは市場が決定すべきです。EVは補助金を大量に導入する価値があるほど環境に優しく無いですし、その税金を再生可能エネルギーのインフラ設備に当てたほうが日本のためです。
    電力事情も逼迫している中で、EVの急激な普及は更に電力受給を悪化させます。日本は化石燃料に発電を頼っている現状がありますし、EV普及の為にというのが、活断層だらけの日本での原発再稼働や新設に利用されているのも問題です。
    税金は再エネのインフラに!

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