全長10m超え&8WD!? 超弩級の「オフロード豪邸」!“2階建て”で“10人宿泊”可能なバケモノ「キャンパー」とは
ASLRVはオーストラリアに身を置くキャンピングカーや本格オフロードカーのメーカーです。このASLRVが発売しているキャンピングカー「COMMANDER 8×8」は走行性能でも快適さにおいても究極と言ってよい車両というのですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
まさかの2階建てにスイートルーム…もはや自宅より快適なキャンピングカー「COMMANDER 8×8」
キャンピングカーや本格オフロードカーメーカーである「ASLRV」は、あらゆる意味で究極と言ってよい巨大なキャンピングカー「COMMANDER 8×8」を発売しました。
「COMMANDER 8×8」とは一体どのようなクルマなのでしょうか。
「ASLRV」は、オーストリアに本拠を置くキャンピングカーや本格オフロードカーを製造・販売するメーカーです。
ASLRVはドイツの商用車メーカー「MAN」や日本の「いすゞ」、あるいはメルセデス・ベンツなど様々な強靭な車両をベースとしたオフロードキャンピングカーを製造・販売しており、現在では10タイプの車両をラインアップしています。
COMMANDER 8×8の外観を見て真っ先に目を奪われるのは前後4輪づつ、合計8輪を備えた異様な風貌でしょう。この車輪は全車軸ともディファレンシャルロックなど悪路を走破するためのテクノロジーが搭載されており、どんな地形でも最適なトラクションと安全性を確保しながら走破する力を持っています。
車体サイズは、全長10472mm×全幅2500mm×全高3220mm。車体重量は12トン、最高出力482馬力と2350Nmの最大トルクを発揮するエンジンを搭載しており、さらにオプションを選択することで530馬力まで高めることが可能です。
そんなCOMMANDER 8×8のキャビンの窓にはドイツ製の二重ガラスが採用されています。さらにこのガラスの間には特殊なガスが充填されているため非常に高い断熱性を誇り、ここには防虫のスクリーンも埋め込まれています。
ボディの構造には複合ガラス繊維のパネルが使用され、強度と断熱性能を飛躍的に高めると共に耐久性と保守性も両立。安全な飲料水の確保にも当然のように抜かり無く対応しています。専用の独立した飲料水システムに加えて大型のタンク、ろ過システム、ポンプなどを備えており、構成に応じて約1000リットル水を保持できるため、長期間にわたる旅行でも乗員は安全かつ清潔な生活を維持できます。
また、室内で快適に過ごすために、最先端のデザインと最新のテクノロジーを組み合わせており、太陽光発電が可能な自給自足に近い動力システムとディーゼルエンジンで駆動する発電ユニットを搭載。大型のリチウムイオンバッテリーを採用することで、室内に埋め込まれた家庭用電化製品とエアコンを長期間に渡って駆動させることが可能です。
また前述のエアコンに加えて冷蔵庫や冷凍庫、IHコンロにオーブン、電子レンジからドラム式洗濯機、乾燥機、電気バーベキュー機と思いつく限りの家庭用電化製品を搭載しており、快適さをどこまでも追求していることが分かります。
では室内の快適性はどんなものでしょうか。COMMANDER 8×8のキャビンに入るとまず、清潔感のある明るく広々とした室内空間に、座り心地の良さそうなソファーと机が目に入ります。この空間は夜には大型のベッドを備えた寝室に変形し、別のベッドルームや2階の部屋と合わせて、10人が広々と眠ることが可能です。
室内には大型のテレビモニターも設置され、窓には厚手のカーテンを閉めれば人目を気にせずに大人数でゆったりと映画を楽しむことも可能です。
階段を登った先にある2階スペースは想像以上の室内高が確保されており、基本的に5人が眠れるベッドルームとなっていますが、大きな窓が複数あるため開放感が高く眺めもよいため、昼間は憩いのスペースにもなるでしょう。
このように大型のベッドやシャワースペース、トイレ、テレビ、暖房と冷房なども設置されたCOMMANDER 8×8は、国内のみならず世界中を旅しながらも、自宅で過ごしているような究極の旅行を体験することが可能です。
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COMMANDER 8×8の価格は公式HPでは掲載されていませんが、欧州メディアの報道によるとおよそ2万ドル(日本円換算で約2億7818万円)とも報じられています。
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