ド派手カラーが凄い新型「フェアレディZ」実車展示! めちゃ速そうなカスタム仕様をお披露目! 米SEMAで話題となったZとは

日産本家だけじゃない! カスタマイズメーカーが作った「Z」とは

 新型フェアレディZのカスタムカーを出展したのは日産だけではありません。

 ADVAN RacingやRAYSなどのホイール、そしてブレーキブランド「プロジェクトミュー」などの数多くの日本製品をアメリカで取り扱う「マッキン・インダストリーズ」もその1つです。

 ブースには最新のスバル「BRZ」やスバル「WRX」と並んで新型フェアレディZも展示されました。

 基本的な姿はノーマル状態とは変わらないものの、少し車高を落とし、ブレンボのキャリパーとドリルドローターを装着、そしてホイールにはRAYS gramLights 57DRを選択しています。

 ノーマルの姿を極力くずさず、車高を下げて足元をバッチリ決めるだけでもさらなる存在感を示せることの証左となっています。

SEMAショー2022で実車展示された新型フェアレディZ(新型Z)のカスタムカー(撮影:加藤博人)
SEMAショー2022で実車展示された新型フェアレディZ(新型Z)のカスタムカー(撮影:加藤博人)

 また、数々のカーボンファイバー製エアロキットを手掛ける「セイボン・カーボン」でも、出展車両の1つに新型フェアレディZを選んでいます。

 カーボンファイバーのパーツは一般的に純正外装よりも軽量化を図っており、セイボンではボンネットやルーフ、リアスポイラー、ダクトなど、数多くのカーボンファイバー製外装パーツを多種多様な車種へと提供しています。

 今回セイボンが出展した新型フェアレディZはボンネット、リアゲート、フロントリップスポイラー、そしてリアスポイラーがセイボンの製品を用いた仕様となっています。

 ホイールにはRAYSが2021年に7年ぶりの新作として発表した「VOLK RACING NE24」を装着、スリムながらも力強い印象を与えています。

 これ以外にも、数多くの出展者が新型フェアレディZを用いたカスタムカーを出展しており、アメリカにおけるフェアレディZの人気が凄まじいことの証明でもあります。

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Writer: 自動車ライター加藤博人

下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。

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