ホンダがまさかの“ミニヴェゼル”作った!? 新型SUV「WR-V」は尼でどう進化? “フィットSUV”との違いは
インドネシアで世界初公開された新型「WR-V」は、同国におけるホンダのSUVラインナップをさらに強化するコンパクトSUVです。どのような特徴があるのでしょうか。
リアドアハンドルが隠れた“ヴェゼル風”デザインを採用
ホンダのインドネシア法人(PT ホンダ プロスペクト モーター)は、新型コンパクトSUV「WR-V」を2022年11月2日に初公開しました。初代WR-Vは、“フィットSUV”ともいえるモデルでしたが、2代目になった新型WR-Vはどのようなモデルなのでしょうか。
初代WR-Vは、2016年にブラジルで初公開され、翌2017年に販売開始されました。
特徴は、ベースとなる3代目「フィット」(海外名:ジャズ)の雰囲気を残したデザインで、ボディサイドのキャラクターラインなどにその面影を感じることができます。
フロントやリアのデザインは独自のものが与えられたほか、SUVらしく最低地上高も引き上げられていたといいます。ブラジルのほかに、インドでも販売されました。
一方、2代目となる新型WR-Vは、ボディサイズが全長4060mm×全幅1780mm×全高1608mm。初代モデル(全長4000mm×全幅1734mm×全高1599mm)と比べて、全高は同等となる一方、全長および全幅がやや拡大されています。
開発にあたってはインドネシアのユーザーニーズに対応するべく、現地での消費者調査や走行テストが繰り返されてきたといいます。
外観は、リアドアハンドルが目立たない設計を採用し2ドアクーペ風のデザインを実現。水平基調のキャラクターラインと相まって2代目「ヴェゼル」(海外名:HR-V)との共通性も感じられます。
最低地上高は220mmを確保し、悪路走破性にも配慮されました。さらに、先進装備として安全運転支援システム「Honda SENSING」(グレード別装備)やスマホ連携にも対応したディスプレイオーディオも装備されます。
インドネシア仕様のパワートレインは、1.5リッター 直列4気筒 i-VTEC DOHCエンジンを搭載し、組み合わされるトランスミッションはCVTです。
最高出力121馬力、最大トルク145Nmを発揮します。これはインドネシアにおける同クラスSUVのなかでも最大級の性能だといいます。
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2代目新型WR-Vは、インドネシアで展開されるホンダSUVラインナップ(HR-V、「BR-V」(海外向け3列シートSUV)、「CR-V」)を拡充するモデルとして投入されます。
「E」「RS」「RS ホンダセンシング」の3グレードが展開され、価格は2億7190万ルピアから3億990万ルピア(約255万円から約291万円)です。
今後、ほかの東南アジア諸国や、初代が販売されていたブラジルやインドにも投入されるのか、注目されます。
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