なぜ昭和レトロな「ドライブイン」に注目集まる? 平成・令和で減少も Z世代に再注目されるワケ

かつて日本全国に点在していた「ドライブイン」。いまでいう「道の駅」のような存在ですが、最近になって「Z世代」から再注目されています。なぜレトロなドライブインが話題となっているのでしょうか。

「昭和レトロ」×「映え」で若いユーザーから注目?

 一方、当時の雰囲気を色濃く残しているドライブインが、「Z世代」と呼ばれる20歳前後の若いユーザーを中心に注目を集めているといいます。

 その背景には、昨今の「昭和レトロ」ブームがあるようです。

 SNS上には、全国各地のドライブインで撮影された写真が多く見られるなど、もはや前時代の遺物となっていたドライブインがふたたび脚光を浴びていることがうかがえます。

 ドライブインを利用することが多いという20代の女性ユーザーは、ドライブインの魅力について次のように話します。

「夜中に友人同士でドライブに行こうとすると、どこを目的地とするのかに頭を悩ませることがあります。

 そんなとき、クルマを駐車することができて、風変わりな『レトロ自販機』があるドライブインは、目的地に最適です。

 また、特徴のあるドライブインや自販機は、SNSで『映える』のも大きな魅力です」

 さらに最近、運転免許を取得したばかりの10代男性は、ドライブインの魅了について次のように話しています。

「昔、父親にレトロなドライブイン連れて行ってもらってから、すっかりハマりました。

 自分で運転するようになってから古い雰囲気のあるドライブインを探して、そこでラーメンやとんかつなどを食べるのが趣味になっています。意外と地元の常連さんとも仲良くなれて楽しいです」

いまの世の中では体感出来ない!? まるでタイムスリップしたような空間がドライブインには残っている(画像はわかばドライブイン)
いまの世の中では体感出来ない!? まるでタイムスリップしたような空間がドライブインには残っている(画像はわかばドライブイン)

 こうした若いユーザーを取り込むことこそ、ドライブインが生きる道であると前出の日本観光施設協会の担当者は話します。

「たしかに減少傾向にあるドライブインですが、私どもにはない発想を持っている若いユーザーの意見を積極的に採り入れるべく、現在はさまざまな取り組みを行っています。

 また、その一方で、バスによる団体旅行は決してなくならないと考えています。

 団体客の受け入れが可能である点も、ドライブインの強みだと考えています」 

※ ※ ※

 近年は新型コロナウイルスの影響から大きな打撃を受けていた観光業ですが、2022年10月には全国で「旅割」がはじまるなど、徐々に活気を取り戻しつつあります。

 それでもドライブインが苦境にあることは変わりませんが、Z世代へのアプローチはひとつの活路になることが期待されています。

【画像】ここ行きたい! Z世代からオジサンまでを魅了する昭和レトロな「ドライブイン」を見る!(17枚)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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