700馬力超え! 日産新型「フェアレディZ」を早速“直線番長”化! 米のカスタムカーがスゴイ
2022年1月のオートサロンで日本仕様が初公開された新型日産「フェアレディZ」。徐々に納車が始まっているようですが、アメリカの「AMSパフォーマンス」は、そんな新型フェアレディZを早速カスタマイズ、最高出力719馬力を発揮するモデルを作成したといいます。
新型フェアレディZを最高出力719馬力の“直線番長”化
2022年10月25日、アメリカの「AMSパフォーマンス」は自社の公式SNSで、同社がカスタマイズした日産の新型「フェアレディZ」が最高出力719馬力に達し、同年11月1日からおこなわれる「SEMAショー2022」に出展されると投稿しました。
アメリカ発祥の直線を駆け抜けるスピードを競う競技「ドラッグレース」用のマシンだといいますがどのようなクルマなのでしょうか。
新型フェアレディZは、2021年8月に北米仕様が世界初公開された、市販モデルの7代目となるモデル。14年ぶりのモデルチェンジとなり話題になりました。
初代のS30型や4代目に当たるZ32型など、歴代モデルのデザインを参考にしたエクステリアを持っており、ネオクラシックな雰囲気ただようデザインになっています。
ボディサイズが全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、パワートレインには最高出力405馬力を発生する3リッターV型6気筒ツインターボエンジンが搭載されます。
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AMSパフォーマンスは、アメリカ イリノイ州に本拠を置くチューニングメーカー。ターボパーツやトランスミッションパーツなどチューニングパーツの開発・製造をおこなっています。
今回、AMSパフォーマンスは、新型フェアレディZに対して10月初旬より徐々にカスタマイズを実施。440馬力、525馬力と少しずつ最高出力をパワーアップし2022年10月25日は719馬力に達しました。
最高出力719馬力を発揮する新型フェアレディZには、AMSパフォーマンス製の熱交換器やエキゾースト、インタークーラーやターボチャージャーの取り付け、フージャー製のタイヤへの換装など14項目の改造が行われています。
これにより、0-60MPH(0-96km/h)加速は2.46秒、60-130MPH(96-209km/h)加速は6.32秒に達し、ドラッグレースの1/4マイル(約400m)を9.92秒、時速220km/hで駆けます。
外装には、AMSのエンブレムがリアウィングに装備されるほか、ホイールが社外のものに変わっている以外は手を付けられていませんが、肉厚なリアタイヤが存在感を高めています。
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納車が始まって久しい新型フェアレディZですが、少しずつカスタマイズを施された車体が出てきました。
11月1日から開催されているアメリカのカスタムカーイベントのSEMAショー2022や、来年2023年1月に日本で開催される予定の「東京オートサロン2023」でもさまざまなカスタムやチューニングを施した新型フェアレディZが出展されることが予想されます。
新型フェアレディZのカスタム動向からますます目が離せません。
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