ハイエースよりも手頃な大きさ　車中泊装備も抜かりなし

　大手総合商社である双日の子会社で、キャンピングカーの製造・販売をおこなう双日モビリティは、2022年10月27日にオリジナルキャンピングカー「リベロ」の先行予約を解すると同日発表しました。
　
　リベロはトヨタの商用車「タウンエース バン」をベースとして開発されたキャンピングカーです。

　新型キャンピングカー リベロは、トヨタグループで特装車両や車両カスタマイズ商品を開発しているトヨタカスタマイジング＆ディペロップメントの協力のもと、トヨタの「タウンエース」をもとに専用装備を装着したクルマです。

　双日が既に展開しているトヨタ「ハイエース」ベースのキャンピングカーよりもコンパクトで、日常使いもでき、手頃なキャンピングカーだといいます。

　外装は標準のタウンエースに専用パーツを装備することでアウトドア感を演出。

　スキッドプレート風のガーニッシュ付きフロントバンパーや、ボディサイド中央のストライプ、無塗装樹脂のフロントバンパーからフェンダー、リアに至るまで連続的なデザインを実現するデカールなどを装備しています。

　インテリアはフロアがウッド調になり、小型テーブルやシンクなどが一体となったギャレー設備を備えています。

　シートは前席、後席ともにファブリックとなり、後席を倒しギャレー部のベンチを広げることで、縦220cm×横100cmのフルフラットベッドへと展開できる仕様となっています。

　なお、リベロは2022年10月24日から「アクアシティお台場」内の店舗「GRAN CAMPER Tokyo」でプロトタイプを展示しています。

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　双日モビリティは「キャンパー鹿児島」ブランドのキャンピングカー製造・販売を手掛けるKアクセスを子会社化して2022年10月に設立した会社です。

　今後はKアクセスの展開していたキャンパー鹿児島ブランドの商品以外にも、キャンピングカー事業の展開を図っていくとしています。