東北中央道の「山形の分断」いよいよ解消! 通行無料の2区間が10月と11月に相次ぎ開通
東北中央道の山形県内の分断区間がいよいよ開通。これにより、福島の相馬から山形の新庄までが1本につながります。
29日に東根北~村山本飯田が開通
山形県内で建設が進められてきた東北中央道の2区間が、2022年10月と11月に相次いで開通を迎えます。
今週末の10月29日には、東根北IC~村山本飯田IC間8.9kmが開通。これにより東北中央道は山形県内の分断が解消され、福島県の相馬市から福島市を経て新庄市(山形県)までが1本につながります。
東北中央道は、福島県相馬市を起点とし、福島市、山形県の米沢市・山形市・新庄市などを経て秋田県横手市に至る延長約268kmの自動車専用道路です。
完成すると常磐道・東北道・山形道・秋田道などと接続し、東北地方の高規格道路網が強化されますが、そのうち4区間は開通しておらず、事業が進められています。
29日に開通を迎える東根北IC~村山本飯田IC間は、山形県内陸部の東根市と村山市にまたがる区間で、途中には、村山ICと村山名取IC(山形JCT方面の出入口のみ)も開設されます。
そして11月20日には、新庄市などで建設が進められてきた新庄鮭川IC~新庄真室川IC間8.2kmが開通します。
現在の終点である仮称の新庄北ICが「新庄鮭川IC」という正式名称に変わり、北へ延伸する形です。
新たにできる東根北IC~村山本飯田IC間と新庄鮭川IC~新庄真室川IC間は、いずれも通行無料の自動車専用道路として開通します。
なお、新庄真室川ICからさらに先の金山IC(仮称、山形県金山町)までの区間は、2025年度の開通を目指して工事が進行中です。
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