タフ顔がカッコイイ! いすゞの新型「オフローダー」公開! 選べる27種類!? 新型「D-MAX」12月から豪で発売

2022年10月21日いすゞのオーストラリア法人「いすゞUTEオーストラリア(IUA)」は、2023年型「D-MAX」シリーズを発表しました。デザインなどをリフレッシュし、3つの新しいバリエーションを追加したといいます。

いすゞのピックアップトラック「D-MAX」を2023年型にアップデート

 2022年10月21日、いすゞのオーストラリア法人「いすゞUTEオーストラリア(以下IUA)」は、ピックアップトラックの「D-MAX」シリーズを2023年型にアップデート、発表しました。

公開されたいすゞ2023年型「D-MAX」
公開されたいすゞ2023年型「D-MAX」

 いすゞといえば、大型トラックやバスといったプロユース向け商用車の専門メーカーというイメージが強いかもしれません。

 たしかに2022年現在、いすゞは日本国内での乗用車販売はおこなっていませんが、過去には「ビッグホーン」や「ベレット」「ジェミニ」など、さまざまな乗用車を日本でも展開していた実績があります。

 また現在でも、SUVモデル「MU-X」などのオフロード車を国外で販売しています。

 そんないすゞが2002年から製造・販売しているピックアップトラックがD-MAXです。D-MAXは、普段の乗用使いから商用車まで多彩に使用できる貨客兼用車として、タイやオーストラリアで人気を博しています。

 今回オーストラリア市場向けに発表された2023年型にアップデートされた「D-MAX」シリーズには、新たに追加された3つのバリエーションを含め、ボディ形状と荷台形状、駆動方式別に27のバリエーションが用意されています。

 大きく分けてベースグレードとなる「SX」、ヘッドライトやボディ同色ドアミラーが装備されるミドルグレードの「LS-M」、グリルなどにメッキパーツを追加し豪華な印象になる「LS-U」、ボディ別体のフェンダーやルーフレール、バンパーのスキッドプレート風の塗り分けが本格オフロード感を演出する最上級グレードの「X-TERRAIN」があります。

 それぞれに、4輪駆動もしくは2輪駆動、ダブルキャブもしくはシングルキャブなどが用意され、27バリエーションを形成しています。

 今回のアップデートではSXに、「丈夫」「拭き掃除が簡単」「職人気質」といった特徴を持つ「SXクルーキャブシャーシ4×2」「SXクルーキャブUte4×2」「SXクルーキャブUte4×4」の3つのバリエーションを追加。いずれもパワートレインには、2022年型D-MAXのSXシングルキャブシャーシに搭載されていた低燃費のRZ4E-TC 1.9リッターディーゼルターボエンジンに6速オートマチック変速機を組み合わせて搭載しています。

 アップデート前より他の全グレードに用意されていた最高出力約190馬力・最大トルク450Nmを発揮する3リッターディーゼルターボエンジンは、引き続き搭載されます。

 エクステリア面では、いすゞのデザイン言語の代名詞とも言える水平基調のバーグリルを、長年にわたり進化させ続け、2023年型D-MAXのフロントグリルにも採用しています。

 新グリルは、ボンネット上部の硬質な起伏とフロントフェイスに合わせて成形され、SXではブラック、LS-Mではブラックとグレーの2トーン、LS-Uではグレーとクロームの2トーン、そしてX-TERRAINではダークグレーの2トーンで仕上げられています。

 また、LEDフォグランプ装着車(LS-M以上)には、フォグランプトリムをダークグレーメタリックに変更し、グリルの両脇に配置しています。

 さらに、LEDリアコンビネーションランプのトリムをクロームメッキからダークグレーメタリックに変更し、デザイン性を高めています。

 外装色として、LS-Uではネプチューンブルーマイカとムーンストーンホワイトパールを、X-TERRAINではグラナイトグレーマイカを追加しています。

 足元には、ユーザーからのフィードバックを受け、開発した新デザインのホイールを採用。LS-Mにはライトグレーの17インチ6本スポークアルミホイールにダンロップAT25オールテレーンタイヤを、LS-Uには18インチ切削アルミにブリヂストンDuellerタイヤを装着しています。

 フラッグシップモデルのX-TERRAINは、LS-Uと同様の18インチホイールを採用、X-TERRAINのデザイン美学にマッチした、味のあるダークグレーメタリックで仕上げられています。

 またLS-UとX-TERRAINには、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)を搭載し、タイヤの寿命を延ばし、トラクションを最大限に確保するための情報をドライバーに伝えます。

 インテリアは、LS-MとLS-Uには高級感のあるファブリック、X-TERRAINにはレザーを採用し、X-TERRAINの特徴である赤いステッチを施したシート表皮のトリムを選択することができます。

 また、「SXクルーキャブ」と「SXクルーキャブシャシー」には、2列目に携帯電話やタブレット端末を充電できる2.1AmpのUSBポートを他のグレードと同様に追加装備しています。

 さらにオーストラリアのピックアップトラックユーザーに重視されるけん引機能も利便性を向上。トレーラーが連結したことを純正トレーラーのワイヤーハーネスを介して検出すると、ブラインドスポットモニター(BSM)およびリアクロストラフィックアラート(RTCA)を自動的に無効化することで牽引設定プロセスを簡素化しています。

※ ※ ※

 IUA取締役社長「佐藤裕康」氏は、今回のアップデートについて以下のようにコメントしています。

「今回、いすゞD-MAXは2020年のデビュー以来最も重要なアップデートをおこない、各モデルはより大胆なデザイン、新機能、そして3つの新モデルを追加し、お客様の選択の幅を広げました。

 納期短縮のために機能を削除するブランドもある中、我々はお客様やメディアからのフィードバックに耳を傾け、いすゞD-MAXがセグメントトップであり続けるための新機能を導入しました。」

 2023年型D-MAXは2022年12月より現地で販売開始される予定です。

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