意外と簡単!? 誰でも「ゴールド免許」になれる! 押さえておきたい運転時の「ポイント」 元警察官が語る

目指せゴールド免許! 他にも気をつけたい運転時の「ポイント」は

 2つ目のポイントとして、「車間距離を十分に空け、急な事態に対応できるようにする」ことが挙げられます。

 車間距離を詰めて運転すると、前方のクルマが急ブレーキをした際に追突してしまうおそれがあります。

 佐賀県警察のホームページでは、クルマが時速60kmで走行していた場合、急ブレーキを踏んで停止するまでに30m以上の距離が必要であるとしています。

 これは乾燥した道路での停止距離であるため、雨で路面が濡れている、タイヤが摩耗しているなどの条件によってはさらに長い停止距離が必要になると考えられます。

 その時々の状況に応じて適切な車間距離を空けておくことで、急な事態にも落ち着いて対応できるため、日頃から車間距離を意識した運転を心がけましょう。

 そして3つ目のポイントは、「心の余裕を持ち、周囲に思いやりをもった運転をする」ということです。心の余裕はおのずと運転にもあらわれます。

ゴールド免許を取得するために気をつけたいポイント(画像はイメージ)
ゴールド免許を取得するために気をつけたいポイント(画像はイメージ)

 例えば、寝坊をして慌てた状態で運転をしていると、焦りで注意力が散漫になるほか、スピードを出してしまい交通事故の原因となってしまうかもしれません。

 また、体調不良や睡眠不足などの場合も信号や歩行者を見落としてしまう、ハンドル操作やブレーキが遅れるなどの危険性があります。

 一方で心に余裕を持って運転をしていると、視野が広くなり歩行者や他のクルマの動きがよく見えるようになります。

 また、焦りがないためお互いに譲り合って気持ちの良い運転ができるでしょう。

 クルマで外出する際には所要時間を長めに見積もって早く出発することや、体調が悪いときには無理に運転をしないことも大切です。

 クルマの運転する必要がある時は、適切な体調管理をしておくことも重要なのです。

※ ※ ※

 ゴールド免許を取得するためには、過去5年間で無事故・無違反を目指さなくてはいけません。

 そのためには、周りの状況をよく確認し危険を予測しながら運転する、心の余裕を持ち万全な体調で運転するといったポイントを意識していきましょう。

【画像】免許証に隠されたヒミツ! 12桁に潜む「隠れた英数字」の意味とは?(24枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー