デッカイことはイイことだ! ひろびろ車内と圧倒的存在感の全長5m超「ドデカ自家用車」3選

国内メーカーにもある5m超モデル

●リンカーン「ナビゲーター」

「ナビゲーター」は米フォード・モーターの一部門であるザ・リンカーン・モーター・カンパニーが販売している高級車です。ブランド名の由来は第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンにちなんだもので、「キャデラック」と並び、アメリカを代表する高級車として知られています。

 そんなリンカーンのナビゲーターですが、2022年モデルにおいてマイナーチェンジを敢行しました。

 変更後の大きな特徴はまず、フロント、リアライトデザインの変更、バンパー形状の変更がなされ、これまでの「スプリット・ウイング・グリル」からレクサスやアウディと類似した大型一体のグリル形状になったことでしょう。室内は高級感あふれる上質な革張りの空間が広がっています。

 ナビゲーターの全長は5290mmもあり、居住性は快適そのもの。体格の良い大人が8人乗車しても余裕の空間が確保できます。車内においてはモニターの大型化やセカンドシートにマッサージ機能が追加され、北米専用ですが、自動運転システムの追加も可能です。走行性能もSUVとは思えない素晴らしい乗り心地で、長時間の運転にも疲労を感じません。

●トヨタ「ハイラックス」

国内では唯一無二のピックアップトラックとなった「ハイラックス」
国内では唯一無二のピックアップトラックとなった「ハイラックス」

 ピックアップトラックは、アメリカなどの海外では日常生活でも多用されるありふれたクルマです。ピックアップトラックは、広い荷台になんでも詰める積載力と、悪路をものとしない高い走破性能などからSUVとは一味違ったクルマといえるでしょう。

 アメリカのような広い道路が少ない日本ではピックアップトラックの需要は低いですが、代わりに小回りが利く軽トラックが普及しています。

 そんな中、国内メーカーが日本で販売している唯一のピックアップトラック(2022年10月現在)が、このトヨタ「ハイラックス」です。2017年に導入された8代目の全長は5335mm、このサイズだと住宅街や都市部では取り回しがしづらい道もあるでしょう。

 ハイラックスは1968年に初代が発売。その後国内での販売はしばらく停止していましたが、2017年登場の8代目から国内販売が再開しました。2020年にはマイナーチェンジを実施し台形大型グリルを採用。2021年には一部改良と「Z“GR SPORT”」モデルが追加されています。

 誕生から50年以上の歴史があるハイラックスですが、世界180の国や地域で販売されており、高いシェア率を誇ります。

 また、砂漠地帯でも高い機動性があり、重火器を積載できることから中東やアフリカをはじめとした紛争地域で戦闘車両としても使われているのは有名な話です。

 高温や砂に晒されてもなかなか故障しないということも評価され、高い信頼性も得ています。このように、ハイラックスのタフさも世界で愛される理由のひとつです。

 国内では近年、アウトドアブームやキャンプ需要が急増し、オフロード走行が可能で大きな道具を運ぶのに便利なハイラックスは、若者層を中心に高く支持されています。ただ、狭い道を走ったり、駐車場に入れるのには苦労しそうです。

トヨタ・ハイラックス のカタログ情報を見る

【画像】圧倒的存在感と迫力! 巨大「5m超マイカー」を写真で見る(27枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー