まさか!? 押し続けると「壊れる」? エンジンをかけるとき「エンジンスタートボタン」は「何秒押せば」イイのか
いまや当たり前の装備となった「スマートキー」ですが、エンジンを始動させる「スタートボタン」はどれくらい押し続ければ良いのでしょうか。正しい「作法」について、自動車メーカーに聞いてみました。
エンジンスタートボタンは「何秒」押し下せば始動するの?
いまのクルマでは標準装備といっても過言ではないほど、「スマートキー」の存在が当たり前になりました。
クルマに鍵を差し込むことなく、ボタンひとつでエンジンの始動や停止ができる便利な機能ですが、「スタートボタン」はどれぐらい押せばいいのでしょうか?
ほとんどのクルマに導入されている「スマートキー」は、所持していれば鍵を取り出すことなく「ドアの施錠や開錠」や「エンジンの始動・停止」をおこなうことができます。
現在市販されているクルマでは、一部のグレードや商用車以外には標準装備されているため、馴染みのある装備といえます。
トヨタではこのスマートキーを「スマートエントリー&スタートシステム」と呼び、一方メルセデス・ベンツでは「キーレスゴー&ハンズフリーアクセス」と呼称していたりしますが、基本的な構造は各社とも同じような仕組みとなっています。
しかし、メーカーによってはエンジンスタートボタンの位置が異なるため、取り扱い方法に疑問をもつ人もいるでしょう。
では、エンジンスタートボタンはどれくらいの時間を押せばいいのでしょうか。またモデルごとに違いはあるのでしょうか。
マツダの広報担当者は、クルマのエンジンスタートボタンを押す時間について、以下のように話します。
「押し時間に正解はなく、1プッシュで自動的にエンジンがかかるようになっておりますので、ボタンを押し続ける必要がありません。
また、エンジンが始動すればスターターは自動で停止するため、素早くリリースしていただく必要もありません」
モデルごとによるエンジンスタートの始動時間の差についても同様に、以下のように続けます。
「ボタンを押してからエンジンがかかるまでの時間については、エンジン機種(ディーゼル/ガソリン)によって異なり、ディーゼルエンジンのほうがやや時間がかかる傾向にあります。
しかし、エンジン温度などの状態によって大きく異なるため、具体的な秒数はわかりかねます。
ちなみに『CX-60』でマツダが初採用したPHEVにおいては、駆動用バッテリーの残量やアクセル操作などの状態に応じてエンジンを始動いたしますので、プッシュボタン操作は直接的にエンジンを始動させるものではありません」
スタートボタンを押す時間は基本的に押してから、1秒から2秒ほどで始動する仕組みとなっています。
しかし、ガソリンやハイブリッドなどエンジン機種や、バッテリーの残量、またはアクセル操作などのそのときのクルマの状態によって変動してしまうおそれもあります。
そのため、エンジンスタートボタンを押してから始動するまでの時間が、すべてのクルマで統一されている訳ではありません。
一方でホンダの広報担当者は、エンジンスタートボタンの押下時間について、「ブレーキペダルを踏んだ状態で、スタートボタンを押下するとハイブリッド/ガソリンモデルともにすぐに始動するようになっています」といいます。
このことから、ハイブリッドやガソリンといったエンジン機種によって差はあるものの、両者ともにエンジンスタートボタンを押すことによってすぐ始動する仕組みになっているようです。
ちなみにブレーキペダルを踏まない状態でスタートボタンを押下すると、エンジンは始動できずに電装系の電源のみが入ります。
また、ATの場合はシフトポジションがパーキングかニュートラル、MT車の場合はクラッチペダルを踏まなければエンジンを始動できない仕組みになっています。
このサイトに屯してるのって車好きだけだと思うがどいつもこいつもコメントのガラ悪いよな
あおり運転してそうだし、そのうち人を轢きそう
とあるメーカーは電子キーが車内にある時限定で、ブレーキを踏んで居なくとも30秒程度スタートボタンを押しているとセルが回りエンジンがかかります。