えっ! 自転車で「右折レーン侵入」!? 思わず二度見の「違反行為」 あなたは本当に大丈夫? 自転車の正しい乗り方を再確認

自転車を運転する際に覚えておきたい「道路標識」とは

 最後の質問です。

 自転車で歩道を走行時、前に人が歩いていたのでベルを鳴らして道をあけてもらいました。大丈夫でしょうか。

 答えはNOです。

 自転車も、カーブや見通しの悪い道路、細い路地などで「警報鳴らせ」の標識がある場合にのみ、ベルが使えます。

 ただし、危険を知らせるときはこの限りではありません。

 なお歩行者優先の歩道で、道をあけてもらうためにベルを鳴らすのは違反です。

 この場合の正しい乗り方のルールは、自転車から降りて自転車を押しながら歩く、もしくは「すみません」のひと声をかけて、通してもらう方法です。

知っているようで知らない!? 道路標識[左から「車両通行止め」「駐車禁止」「通行止め」「駐停車禁止」]
知っているようで知らない!? 道路標識[左から「車両通行止め」「駐車禁止」「通行止め」「駐停車禁止」]

 ここまで、自転車の正しい乗り方と誤った認識の違いについて、改めて確認してきました。

 重要なのは、道路標識を確認する習慣です。

 自転車であっても、クルマと同じように守らなければならない道路標識としてまず覚えておきたいのは、次の8つです。

—–

1.進入禁止

2.一方通行

3.車両通行止め

4.自転車通行止め

5.徐行

6.一時停止

7.自転車及び歩行者専用

8.自転車横断帯

—–

 ただし「自転車は除く」と補助標識がついている場合には、自転車に限り標識の制限はなくなります。

 こちらもあわせて確認するようにしましょう。

●もし自転車で「違反」してしまったら……どうなる!?

 自転車に乗っているとき、警察官に呼び止められて、道路交通法に違反したことが確定した場合は、罰金・罰則があります。

 違反基準項目は「自転車でのあおり運転」「危険行為になりうる、不必要な急ブレーキ」を含む15項目の危険行為で、いずれかに該当するかで判断されます。

 14歳以上で3年間の間に2回「違反」した場合、罰則として「自転車運転講習」の受講が義務付けられます。この受講義務命令に従わない場合は、5万円以下の罰金となります。

※ ※ ※

 自転車で颯爽と走るのは、風を感じことができて気持ち良いものです。

 自転車の魅力を楽しむためにも、まず安全を重視し「音楽を聴きながら」「スマホを見ながら」の「ながら運転」はせず、運転に集中しましょう。

 そしてルールを守り、スマートな自転車の運転を心がけていくことが大切です。

【画像】「必見!」自転車乗りも正しく知っておくべき「道路標識」を写真で見る(18枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

1 2 3

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー