歩行者事故多発! 「魔の時間帯」の事故予防にはヘッドライトの「おもいやり点灯」を! 日産が呼びかけ

日産の「おもいやりライト運動事務局」が、2022年9月30日から路上でクルマのヘッドライト早期点灯を呼びかける運動をおこなっています。

夕方16時から18時は「魔の時間帯」 ヘッドライトの早期点灯を呼びかけ

 クルマのヘッドライトの早期点灯を啓発する活動をおこなう「おもいやりライト運動事務局」が、秋の交通安全運動最終日の2022年9月30日から、路上でヘッドライト早期点灯を呼びかける「TRY-LIGHT CHALLENGE」を開始しています。

早期のライト点灯は歩行者とドライバーの両方にメリットがある[画像はイメージです]
早期のライト点灯は歩行者とドライバーの両方にメリットがある[画像はイメージです]

 おもいやりライト運動事務局は、年間を通して「夕方の交通事故削減」を目指し、ユニークな交通安全の情報発信や活動を実施。

 毎年11月10日には、同日を「いい点灯の日」と定め、歩道で黄色いパネルを持ち、目立つスタイルでドライバーへ早めのヘッドライト点灯を呼びかける「点灯呼びかけアクション」を実施しています。2021年は全国16か所で実施しました。

 2022年は過去最多の全国80か所以上でおこなう予定です。

 第一弾は9月30日に、富山、石川、福井の3県37市町村の計69か所以上で点灯呼びかけアクションを実施。

 続いて、11月3日の北海道、新潟県をはじめ、「いい点灯の日」の前後に点灯呼びかけアクションをおこなう予定です。

※ ※ ※

 おもいやりライト運動は、日産のハローセーフティキャンペーンの一環として2010年秋にスタート。2022年9月末には230以上の企業や団体、個人が賛同パートナーとして集っています。

 日産によると、夕方16時から18時がもっとも交通事故が多く、特に歩行者が関係する事故がもっとも多いといいます。

 歩行者を素早く見つけ、歩行者自身にもクルマの接近に気づいてもらうために、事故の多い「魔の時間帯」に入る前からヘッドライトを早期点灯させることが有効です。

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2件のコメント

  1.  そもそも、薄暮時にライトを点けない車が多い事が原因です。
    単純ですが、運転者が「ライトを点けていない事」に気付きにくい構造になっているから。
    それは、エンジンをかけた時にメーターが照らされ、薄暮時もちゃんとメーターが見えるからだと思う。
     私の車は古いので、ヘッドライトを点けないとメーターが見えないので、必然的にライトを点けます。
    最近の車でエンジン始動を行うとメーター照明がつくものに関しては、「ライト点灯」と記した蓄光テープをメーター周りに貼ると、暗くなった時に分かりやすいです。(暫定案ですが)
    でも、本来は、メーカーの側でしっかりライトを点ける仕組みに、改善すべきだと思います。
    (トンネル内で点灯しない車が、割合新型車に多いのはそのせいだと思います。)

  2. むしろパトカーの夕方遅め点灯が目立つんですよね。警察官だから道交法は完璧ということはなく。警察官だから危険感受性が高いというわけもなく。警察官だから安全意識が高いわけでもないですよ。それに車がヘッドライト点けようが、歩行者は車が避けるもの。車からは見えているという感覚でしょうから、平気で飛び出しますんで。それを車が全力で避けろというのは自転車も歩行者も無責任ですよね。交通弱者という立場を利用した車へのハラスメントですよ。

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