日産、新「スカイライン」HV廃止もツインターボは全車継続!? 10月末に発売される仕様とは?

日産が一部仕様変更した「スカイライン」を2022年10月末に発売します。現行スカイラインは、これまでどのような仕様変更があったのでしょうか。

「プロパイロット2.0」搭載車もラインナップ落ち

 日産は、FRスポーツセダン「スカイライン」を一部仕様変更し、2022年10月末に発売します。あわせてグレード体系や価格も見直されました。

 これまで現行スカイラインは、どのような仕様変更を受けてきたのでしょうか。

改良を受けた日産「スカイライン」
改良を受けた日産「スカイライン」

 スカイラインは、現行モデルが2014年2月末に発売されました。

 発売当初は3.5リッターV型6気筒のハイブリッドモデルのみで登場。日産エンブレムではなく、同社が海外で展開する高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレムを装着していた点も注目されました。

 2014年6月には2リッター直列4気筒ターボエンジン仕様も追加され、2本立てのパワーユニットが展開されます。

 2017年12月に最初のマイナーチェンジを受け、その後2019年9月にさらに大掛かりな変更を伴うマイナーチェンジ(ビッグマイナーチェンジ)が実施されました。

 ビッグマイナーチェンジでは、2リッター直列4気筒ターボエンジンを廃止し、3リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載車を設定。

 さらにエンブレムをインフィニティから日産に改め、フロントフェイスも刷新されました。

 ハイブリッドモデルには、特定の条件下でハンズオフも可能な最新の運転支援技術「プロパイロット2.0」が日産車で初めて搭載されています。

 そのうえで、2022年10月末の一部仕様変更ではパワーユニット展開が見直され、2014年以来設定されてきたハイブリッドモデルがラインナップから消滅。

 これに伴い、プロパイロット2.0仕様のスカイラインもラインナップ落ち。日産の「プロパイロット」公式ページ(搭載車種一覧ページ)上でも、プロパイロット2.0が搭載される日産車はSUVタイプのBEV「アリア」のみとなっています。

 一方、販売が継続されている3リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載車は、ボディカラーから「ステートグレー」が廃止される一方新色「ミッドナイトパープル」を追加(グレード別設定)。

 内装には、「ブラウンインテリアパッケージ」がグレード別オプション設定されます。

 それではここでクイズです。

 スカイラインに搭載される3リッターV型6気筒ツインターボエンジンについて、チューニングの異なる標準出力版と高出力版の2種類が存在します。

 高出力版エンジンの最高出力値として正しいのは、次のうちどれでしょうか。

【1】296kW

【2】298kW

【3】300kW

【4】303kW

※ ※ ※

 正解は【2】の298kWです。

 3リッターV型6気筒ツインターボエンジンについて、「GT」「GT Type P」「GT Type SP」各グレードに搭載される標準出力版は、最高出力224kW(304馬力)・最大トルク400Nmを発揮。

 一方、「400R」グレードに搭載される高出力版のスペックは最高出力298kW(405馬力)・最大トルク475Nmまで高められています。

※クイズの出典元:カーデイズ

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