1億円超え! ベンツ「Gクラス」をピックアップ&900馬力化! 光るグリルとマフラーがカッコイイ! オシャ内装のBRABUS「P 900 Rocket Edition “One of Ten”」独で発表
2022年9月22日、ドイツの「BRABUS(ブラバス)」は、超高級SUVメルセデス・ベンツ「Gクラス」のカスタマイズモデル「BRABUS P 900 Rocket Edition "One of Ten"」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
1億円超えの極速「Gクラス」ピックアップトラック登場
2022年9月22日にドイツのカスタムメーカー「BRABUS(ブラバス)」は、超高級SUVメルセデス・ベンツ「Gクラス」をピックアップトラック化するなどカスタマイズした「P 900 Rocket Edition “One of Ten”」を発表しました。
BRABUSは、ドイツ・ボットロプに本拠を置き40年以上の歴史を持つ老舗カスタムメーカー。主にメルセデス・ベンツブランドの車両をカスタマイズしており、現在100カ国を超える国と地域で車両を展開しています。
Gクラスは、機能性を優先したシンプルなボディデザインが人気の最高級クロスカントリーSUV。オールラウンダーとしての優れた性能と高級感を備えており、現行モデルは2018年にフルモデルチェンジした3代目モデルです。
今回発表されたP 900 Rocket Edition “One of Ten”は、10台のみの生産となる限定モデル。Gクラスにピックアップ化やエンジンチューン、ボディキットの装着などをおこなったBRABUS「XLP」をさらに進化させ、サーキット走行に適したスーパーカーの性能を与えたモデルです。
パワートレインは、最高出力900hp(662kW)を発揮する4.5リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、これに9速オートマチックトランスミッションが組み合わされます。これにより最大トルク約1250Nm、0−100km/h加速3.7秒を実現、最高時速は280km/hに達します。
排気系には、フルカーボンテールパイプトリム、アクティブコントロールバルブ、一体型Rocket Launchアンビエンスライトを採用。アクティブ サウンド マネージメントにより、ボタンひとつで「スポーツ」モードの力強いV8サウンドと「カミングホーム」モードの小さな排気音を切り替えることが可能です。
エクステリアは、「ロケットグレイ」に全塗装。標準の「Gクラス」と比べフレームは500mm延長されピックアップトラック化されているほか、カーボンファイバー製のBRABUSフロントフェイシアインサートやフロントスポイラー、「ロケットレッド」のサイドフラップ、カーボン製フロントグリルに組み込まれた「ロケットランチ」のアンビエンスライト、エンジンがボンネットを閉めていても見えるように窓が設けられたエンジンフードなど、25項目以上のカスタマイズがおこなわれ、攻撃的なスタイルを表現しています。
足元には24インチの鍛造ホイール「BRABUS Monoblock Z “Platinum Edition” Aero-Disc」を装着。サスペンションはBRABUSのアルミ製コイルオーバー・サスペンションを採用し、車高を最大45mm下げることが可能で、低重心化によりドライビング・ダイナミクスが大幅に向上します。
インテリアは、完全なハンドメイド。細部に至るまで磨き上げられたエレガントなツートーンレザーは、ブラックと「ロケットレッド」の組み合わせ。BRABUS特有の「シーシェルダイヤモンド」キルティングやシート、トリムパーツ、フットウェルにも最高級レザーが用いられています。
このカスタムモデルの完成車の価格は、約77万3069.22ユーロ(約1億766万円)です。
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BRABUSの車両やパーツは日本にも輸入されており、公道でBRABUS仕様の車両を見かけることもあります。
P 900 Rocket Edition “One of Ten”が、日本にやって来ることになるかは定かではありませんが、その可能性が完全に無いとは言い切れないでしょう。
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