こんなクルマもう出ない!? 500馬力のV8+MT可能! 「邪悪」顔な新型「ダークホース」世界初公開! 世界一売れたスポーツカー「マスタング」の最強モデルとは
2022年9月14日(アメリカ ミシガン州現地時間)、フォードはフルモデルチェンジを果たした新型「マスタング」を発表しましたが、同時にカスタムモデルである「ダークホース」も発表しています。どのようなクルマなのでしょうか。
最高出力500馬力!邪悪でプレミアムなマスタングのパフォーマンスモデル
2022年9月14日(アメリカ ミシガン州デトロイト現地時間)、アメリカの自動車メーカー「フォード」はフルモデルチェンジを果たしたスポーツカー新型「マスタング」を発表。あわせて、カスタムモデルである「ダークホース」も発表しています。
500馬力を発揮するV型8気筒エンジンを搭載するといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
フォードはアメリカに本拠を置く、国際的な自動車メーカー。マスタングは同社が製造販売するスポーツクーペです。
マスタングの初代モデルは、1964年に開催されたニューヨーク万国博覧会で世界初公開。以来、1974年に登場した2代目、1979年登場の3代目、1994年に登場した4代目、2005年登場の5代目、2014年登場の6代目と進化を続け、その歴史は58年にもなります。また2014年以来7年連続で、「世界でもっとも売れているスポーツクーペ」として君臨するなど世界中から愛されるクルマです。
日本ではフォード・ジャパンが輸入・販売していましたが、2016年9月にフォード・ジャパンが撤退し、現在は正規販売がなく一部並行輸入業者が販売するのみとなっています。
今回発表された新型マスタングは約8年ぶりのモデルチェンジを遂げた7代目モデル。
そのエクステリアは歴代モデルをインスパイアしながら、彫りの深さを加えエッジを効かせた、これまででもっとも幅広い顧客層を狙ったデザイン。
インテリアは、戦闘機をインスパイアしたというドライバー中心のコックピットとなっています。
エンジンには、2.3リッター直列4気筒ターボチャージャーエンジンと5.0リッターV型8気筒エンジンが設定されます。
またV型8気筒エンジンモデルは、トランスミッションを6速MTもしくは10速ATから選択可能です。
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新型マスタングのカスタムモデルであるダークホースは、2001年に「マスタング ブリット」が導入されて以来、21年ぶりに復活したパフォーマンスシリーズとなります。
エンジンは最高出力500馬力を発揮する5リッターV型8気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、通常のV8モデルと同様に6速MTもしくは10速ATを選択可能です。
パワートレイン面では通常のマスタングと比較し、ブレーキ冷却用NACAダクトや補助エンジンオイルクーラー、リアアクスルクーラー、軽量ラジエーターなどが換装・追加されており、冷却性能が向上しています。
また大型リアスタビライザー、頑丈なフロントショックなどを搭載しており、シャシ面でもチューニングが行われています。
足元には、ホイールとタイヤの動きを毎秒1000回モニターし、路面や走行モードに応じて性能を最適化できるマグネライドダンパーを標準装備。ブレーキには、ブレンボ製19インチフロント6ピストンブレーキと13.9インチローターを採用、制動力も強化されています。
ステアリングのレスポンスとグリップも、新設計の軽量なストラットタワーブレースとKブレースによってさらに向上しており、トルセンリアデフや標準装備のピレリ「P ZERO(PZ4)タイヤ」、スタッガードホイールによりトラクションを失わずにトルクを発生させることができます。
エクステリアにもフォードがリリース内で「邪悪でありながらプレミアム」と語る特別なカスタマイズが施されています。
フロントでは、大胆な影のグラフィックがLEDヘッドランプの周囲に施され、台形のグロスブラックグリルと、黒い「牙」のようなパーツを含む下部フロントバンパーなど多数の変更がおこなわれます。
サイドにはロアサイドスカート、リアには固定式リアウィング、ディフューザー、黒に塗られたエキゾーストチップが配され、このクルマのスポーティさを引き立てます。
またオプションで軽量なカーボンファイバー製ホイールを装備することも可能です。
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ダークホースを公表するリリース内でフォードは「マスタング ダーク ホースは、名高いマスタングのモータースポーツの歴史に新しい章を告げるものであり、今後登場する『ダークホースS』や『ダークホースR』など6つのサーキット専用モデルの一部です。」と記載しており、さらなるハイパフォーマンスモデルの投入を示唆しています。
新型マスタングの生産はミシガン州フラット ロックの組立工場でおこなわれます。
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