トヨタ「シエンタ」が4年残価約70%!? 奇抜デザインの先代は「新型モデル登場」でも関係無い? 高リセールに期待か
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が3代目へとフルモデルチェンジを果たしました。高い人気を誇った2代目シエンタからの乗り換えも多くなることが想定されますが、新型が出たいま、2代目シエンタのリセールバリューはどうなっているのでしょうか。
トヨタの大ヒットコンパクトミニバンが3代目へと進化
2022年8月23日、トヨタ「シエンタ」がフルモデルチェンジを果たし、3代目へと生まれ変わりました。
高い人気を誇った2代目シエンタからの乗り換えも多くなることが想定されますが、新型モデルが出たいま、2代目シエンタのリセールバリューはどうなっているのでしょうか。
日本の道路状況にマッチした5ナンバーサイズのコンパクトミニバンであるシエンタは、2003年に初代が登場して以来、安定した販売台数を記録し続けてきました。
とくに、2015年に登場した2代目は、トレッキングシューズをイメージしたポップなエクステリアデザインで話題に。
それに加え、先代よりゆとりのある室内、そしてシリーズ初のハイブリッド車がラインナップされたことなどが人気を呼び、発売当初はもちろん、フルモデルチェンジ直前まで新車販売台数ランキング上位10以内の常連となるほどでした。
高い期待のなかで登場した3代目シエンタは、エクステリアとインテリアをそれぞれ「シカクマルシルエット」で統一しており、見切りの良い大きな窓は、愛らしい印象を与えるだけでなく、視認性が良く運転しやすいという特徴も持っているなど、デザイン性と機能性を両立しています。
また、「TNGAプラットフォーム(GA-B)」を採用したことで、操縦安定性や静粛性など、乗り心地や走りに関わる基本性能が大きく向上していることも特徴です。
パワートレインには1.5リッターのガソリン車とハイブリッド車から選択することが可能です。WLTCモード燃費はガソリン車が18.4km/L、ハイブリッド車が28.2km/Lと、先代から大きく向上しています。
大ヒットモデルの新型が登場したということもあり、販売店ではすでに多くの受注を獲得しているようです。
トヨタ販売店関係者によれば「ハイブリッド車を選択するユーザーが多く、また、ハイブリッド車でもガソリン車でも最上級グレード『Z』が売れ筋となっています」と説明しています。
「そうしたユーザーのなかには、先代シエンタからの乗り換えを検討しているユーザーも少ないようです。
つまり、新型シエンタが登場したことで、先代シエンタの下取り/買取りを検討するユーザーが増えていると考えられます。」
→「少なくないようです」の誤り?