エビデンスは「保険料割引」 ダイハツの「壊れにくくて修理もしやすいクルマ」とは?
ダイハツの新型「ムーブ キャンバス」において、あいおいニッセイ同和損害保険の提供する車両保険料が5%割引になりました。これにはダイハツの車両設計思想が貢献したといいます。
車両保険の割引に貢献 ダイハツの「D&R」とは?
ダイハツとあいおいニッセイ同和損害保険は2022年8月5日、同年7月13日に発売された新型「ムーヴ キャンバス」について、車両保険料が5%割引になると発表しました。ダイハツの「D&R」という設計思想により実現したものといいます。
D&Rとは「Damageability=壊れにくさ」「Repairability=修理のしやすさ」の頭文字をとったもので、高額部品を事故時に損傷しにくい部位へ配置することによる「壊れにくさ」、修理方法を簡便に、部品も廉価にすることによる「修理のしやすさ」を提供するという、ダイハツの設計思想をさすものです。
この取り組みは2019年に販売が開始された「タント」からスタートし、第2弾は「タフト」、そして「タント」や「タフト」で蓄積したD&Rのノウハウを、商品企画段階から織り込んだものが第3弾の「ムーブ キャンバス」です。
D&R性能を改善することにより、車両修理費や保険料を含む車両維持費の低減が図れ、加えて交換部品の削減による省資源化や、部品を塗装する際の溶剤の使用を抑えられることなど、環境に与える影響も下げられることからCO2の排出削減にも寄与するといいます。
また、ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」の向上とD&R性能の強化が図られたことから、あいおいニッセイ同和損害保険が保有する衝突実験設備での実験でも、客観的に「壊れにくさ」と「修理のしやすさ」が証明され、車両保険割引「ドーン!とおまかせ」の対象車として、車両保険料の5%割引適用が実現したそうです。
ダイハツとあいおいニッセイ同和損害保険は、引き続き「誰もが安心してクルマと暮らせる社会の実現に向け、貢献してまいります」としています。
バンパーを煎餅並に割れやすいプラスチックからウレタンにして欲しい。雪に当たって割れるバンパーなんぞ要らない。特に商用車なんて乗用車と違って見た目より実用的であることが求められる。それとも割れやすいバンパーってスバルだけなんだろうか。昔はぶつけても熱湯ぶかっけて裏から押せば直ったし。