「シエンタSUV」次期型でまさかの“逆輸入”なるか!? トヨタ「シエンタ クロスオーバー」アウトドア勢も注目必至! 台湾独自仕様とは
台湾でラインナップされるトヨタ「シエンタ クロスオーバー」は、どのようなモデルなのでしょうか。次期型シエンタの登場が噂されるなか、“シエンタSUV”と呼びたくなるこのモデルの特徴を振り返っていきます。
日本の次期型シエンタにも欲しい!? 「クロスオーバー」仕様とは
トヨタの小型ミニバンとして、現行モデル(2代目)が約7年にわたって販売されてきている「シエンタ」。全面刷新した次期型がそう遠くなく登場すると噂されており、今も注目度の高いモデルです。
そんななか、海外では今はやりのSUVルックを採用したシエンタとなる「シエンタクロスオーバー」が展開されているといいます。いかにもアウトドア映えしそうで、もし日本に導入されたら注目を集めるであろうモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
シエンタクロスオーバーは、2020年12月に台湾市場向けに投入されました。歴代シエンタとして、初のクロスオーバーモデルとなります。
特徴は、ボディ前後のスキッドプレートやルーフレールといった、SUVテイストを高めるパーツが採用されている点。これによりベースモデルと差別化されているほか、後席スライドドアには「CROSS」の文字が刻印されています。
内装はブラウンを基調にまとめられ、シックな雰囲気です。
専用にチューニングされたサスペンションの採用により、全高も20mmアップ。より優れた視界をドライバーに提供するほか、悪路走破性の向上、コーナリング時のロールの抑制といった効果もあります。
ちなみに、その他の違いとして台湾仕様のシエンタクロスオーバーは1.8リッターガソリンエンジンを全車に搭載。ハイブリッド仕様の設定はありません。
2022年8月現在、台湾市場でシエンタクロスオーバーは、5人乗り仕様が76万5000台湾ドル(約344万円)、7人乗り仕様が84万5000台湾ドル(約380万円)でラインナップされています。
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日本で販売される2代目シエンタを振り返ると、フロントグリルやドアハンドルなどにブラック加飾を採用することでアウトドアテイストを高めた特別仕様車「グランパー」(現在は販売終了)の設定などはありましたが、クロスオーバーモデルと銘打たれた仕様は存在しませんでした。
まもなく登場が期待される次期型シエンタに、果たしてはやりのクロスオーバースタイルが台湾から“逆輸入”されるのか。
もし登場直後に設定がなかったとしても、後から追加設定される可能性も考えられ、登場の有無が注目されるといえるでしょう。
京劇やん
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