全長5m超え! タフ顔がカッコイイ! 打倒トヨタ「タコマ」の本格4WD新型「キャニオン AT4X」米で登場
米国・GMCの中型オフロードトラックとなる新型「キャニオン AT4X」が2022年8月11日に発表されました。どのような特徴があるのでしょうか。
打倒トヨタ「タコマ」の本格オフロードピックアップトラック「キャニオン AT4X」
2022年8月11日、アメリカのGMCは新型ミッドサイズピックアップトラック「キャニオン」の本格オフロードモデル「AT4X」を世界初公開しました。
GMCは1902年創業のアメリカ ミシガン州 デトロイトに本拠を置く自動車メーカーGM(ゼネラルモーターズ)の一部門で、商用車やピックアップトラック、SUVを製造し、北米など世界12カ国で販売しています。日本での正規輸入はありませんが、一部並行輸入車として日本にも輸入されています。
キャニオンはGMCのミッドサイズピックアップトラックです。競合車種はトヨタ「タコマ」や日産「フロンティア」など。今回キャニオン AT4Xの発表と同時に2023年型となる新型モデルが発表されています。
今回発表されたキャニオン AT4Xは、キャニオンをベースにリフトアップなど本格的なオフロード性能を持たせたスペシャルモデルです。
オフロード走行に最適化されたトルク重視の2.7リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。これに8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、4輪に伝達します。
最高出力は310馬力、最大トルク430ft・lb(約59kgf・m)を発揮します。
車体サイズは全長5416 mm×全幅2144mm×全高2072mmです。
最低地上高は10.7インチ(約27cm)を確保。トラック幅は66.3インチ(約1684mm)、デパーチャーアングルは36.9度に設定されています。
足元には17インチのビードロック対応ホイールに33インチ(285/70R17)のMTタイヤが組み合わされ収まっています。
ダンパーにはマルチマチック製DSSVダンパーを採用、アンダーボディにはスキッドプレートが装備されるなど、オフロードの走破性能を向上させています。
車体裏側にはアンダーボディカメラが装備され、いつでも車体の下の路面状況を確認することが可能です。
新型キャニオン AT4Xの価格は、6万3350ドル(日本円換算で約849万円)からで2023年の初めに生産を開始する予定です。
※ ※ ※
キャニオン AT4XはタコマTRD PROの競合車種。公式サイトでもその性能の比較が掲載されています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。