斬新顔「エブリイMAX」がスゴい!? オシャ「茶革ソファ」& ルーフテント装備! カマロフェイス採用の理由とは
2022年8月6日から7日に幕張メッセで開催された「アソモビ」では、「アソビ × モビリティ」をコンセプトにした、遊び心あるクルマが多数展示されていました。なかでも初代シボレー「カマロ」をオマージュしたスズキ「エブリイ」のカスタムカーは大きな注目を集めていました。
初代シボレー「カマロ」のフロントマスクを表現した、エブリイがアツい!
カスタマイズには、さまざまなジャンルが存在します。なかでもベース車として手の届きやすい価格帯の軽自動車が用いられるケースが見られます。
そうしたなかで、軽商用バンであるスズキ「エブリイ」に、シボレー「カマロ」のフロントフェイスをビルトインした「エブリイMAX」という存在感のあるカスタマイズが存在するといいます。
見た目のカスタマイズ以外にも、最近ではクルマでアウトドア、キャンプ、車中泊といった要素を盛り込んだ機能要素を追求するカスタマイズも流行っています。
そうした見た目と機能要素を合わせたのがエブリイMAXで、製作したのはカスタムエアロパーツブランド「ギブソン」を運営するストークです。
カスタマイズコンセプトについて、ストークの担当者は以下のように話します。
「これは、エブリイに弊社が制作した『エブリイMAXフェイスキット』を取り付けて、フロントフェイスを大幅に変えたものです。
オマージュしたのは、初代シボレーカマロの1969年型です。
軽商用バンをアメ車のようなデザインにし、”カッコカワイク”したことがこだわりポイントのひとつです」
エブリイは、商用バンとしての広い居住空間や使い勝手の良さなどにより、軽キャンパーのベース車両としても人気のモデルです。
そんなエブリイに対して、フィンが刻まれたグリル形状や丸目2灯ヘッドライトなど、1969年型カマロを彷彿とさせるような再現性の高いフェイスキットを装着し、ひと味違った注目度の高いエクステリアに仕上げています。
このエブリイMAXフェイスキットは、フロントバンパー、フロントフェンダー、ボンネット、ヘッドライトなどの一式がセットになっています。
ほかにもバンパーガードやスキッドプレートなどのオプションパーツも、豊富に用意されています。
さらに、前出の担当者は続けて、こだわりポイントについて以下のように話します。
「内装もこだわっており、さまざまなオプションを施しています。
シートカバーはオリジナルのものとなっており、高級感を感じさせる上品で、艶のあるシートです。
色はブラウンと艶消しブラックがラインナップされていますが、ブラウンの人気がとても高くなっています。
さらに、ルーフテントもクルマの上部に取り付けており、2人ほどが就寝可能です。
フラットなベッドキットも取り付けることができ、こちらも大人2人ほどの寝るスペースがあります」
今回、展示された車両は、内外装をフルカスタムされたコンプリートカーですが、もはやエブリイの面影はなく、まったく新しいクルマのような仕上がりとなっています。
ほかにも、このエブリイマックスにはコンセプトがあるといいます。
「このエブリイMAXは、漫画家『鳥山明』さんをイメージして制作し、漫画のなかに登場しそうなデザインというコンセプトで制作しました」
そんなエブリイMAXのカスタム車両ですが、やはり反響は多くあるのでしょうか。以下のように話します。
「オートサロン2022でも出展させていただきましたが、非常に多くのメディアに取り上げさせていただき、多くの人からありがたいお言葉をいただきました。
年齢層は男女問わず30代から40代が多い印象ですが、20代の若い人から、60代の老夫婦など、さまざまな年齢層からありがたいことに購入いただいています。
とくに夫婦であったり、2人でゆっくりと過ごされる人に需要が高いのではないかと思います」
※ ※ ※
若年層には新鮮に映り、年配者には懐かしく映るという、エブリイMAX。特徴的な外観とは裏腹に、軽商用バンゆずりの抜群の機能性も兼ね備えているため、車中泊やキャンプで大活躍する1台といえそうです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。