「ゴツミニバン」の顔がよりスゴい!? 新型SUVミニバン「エクスパンダー クロス」初公開! 尼市場に三菱が投入した姿とは?
インドネシア仕様の三菱新型「エクスパンダー クロス」が発表・発売されました。Tシェイプのライト類を採用し、より個性的な顔つきに仕上がっています。どのようなSUVミニバンなのでしょうか。
Tシェイプデザインのライトを採用
三菱は、クロスオーバーMPV(日本でいうミニバン)の新型「エクスパンダー クロス」をインドネシア市場で2022年8月11日に発表したとアナウンスしました。現地では同日より販売開始されています。
日本市場では販売されない3列シート車ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
新型エクスパンダー クロスのボディサイズは、全長459 5mm×全幅1790mm×全高1750mmで、乗車定員は7人。
三菱の海外向けMPV「エクスパンダー」をベースに、SUVらしい力強い外観を与えることで差別化したモデルとしてラインナップされます。
ちなみにエクスパンダーとエクスパンダー クロスを合計した販売台数は、2021年度に11万台以上を記録。三菱のなかで3番目の実績を誇るということです。
新型エクスパンダー クロスは、三菱車共通のファミリーフェイス「ダイナミックシールド」のコンセプトが進化。
ヘッドライトはTシェイプデザインを採用したほか、厚みを増したエンジンフード、前後合わせて95mm延長したオーバーハングなどとあわせてよりダイナミックかつ安定感のある外観としました。前後スキッドプレートとドアガーニッシュはグレー塗装、ルーフレールはブラックでまとめられています。
分割線が減ったテールゲートはより立体的な形状となっているほか、リヤコンビネーションランプにもTシェイプが取り入れられています。
内装は、水平基調の「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトのインパネと大径の4本スポークステアリングを新たに採用しています。8インチカラー液晶メーターには、車両の各種情報を表示させることも可能です。
走行面では、今回の改良よりAYC(アクティブヨーコントロール)を採用。前左右輪の制動力を調整して旋回性を高め、走行時の安心感や乗り心地が向上しました。
搭載されるエンジンは最高出力105馬力・最大トルク141Nmを発揮する1.5リッター MIVEC DOHCで、トランスミッションはCVTもしくは5速MTが組み合わされます。
現在、三菱が日本市場でラインナップするミニバンは「デリカD:5」のみとなっています。
もし、エクスパンダー・エクスパンダー クロスのようなミドルサイズ級のミニバンが日本にも導入されたら、新たな選択肢として注目されるかもしれません。
それではここでクイズです。
前述したデリカD:5には、外観を差別化したエクスパンダー・エクスパンダー クロスと似た関係性のモデルとして、エアロ仕様の外観で差別化した派生仕様のデリカD:5が存在します。
そのエアロ仕様の名前とは、次のうちどれでしょうか。
【1】デリカD:5 カスタム
【2】デリカD:5 セディア
【3】デリカD:5 アーバンギア
【4】デリカD:5 BJ
※ ※ ※
正解は【3】の「デリカD:5 アーバンギア」です。
三菱は2019年におこなったデリカD:5のビッグマイナーチェンジ時に、洗練されたモダンなデザインのモデルとしてデリカD:5 アーバンギア(URBAN GEAR)を追加。
ソリッドかつクリーンなフロントメッキグリルやワイド感を強めたフロントバンパー、マフラーの切り欠きを廃したリアバンパーの採用などで、より都会的で高級感のある雰囲気を演出しています。
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