ガソリン6週ぶり値上がり レギュラー全国平均は170.1円! 一方の「補助金なし」価格は来週10円近く下落か
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。6週ぶりの値上がりです。
前回から0.2円値上がり
資源エネルギー庁は2022年8月10日、レギュラーガソリンの8日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり170.1円で、前回(8月1日)から0.2円高くなりました。
6週ぶりの値上がりです。
県別にみると、三重と高知の2県で横ばいでしたが、23道県で値上がり、22都府県で値下がりしています。
店頭価格で最も安かったのは宮城県で162.7円、次いで埼玉県163.3円、岩手県164.3円です。
一方、最も高かったのは前回と同じく長崎県で183.1円、次いで沖縄県181.6円、大分県181.0円でした。なお、平均が180円を上回っているのは、この3県のみです。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。
しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。
原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、8月8日時点で1リットル208.4円と算出しており、来週の17日時点では199.4円まで下がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は37.7円でしたが、あす11日からは31.4円に減額する方針です。
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