若い女性メインのダイハツ「ムーヴキャンバス」なぜターボ車追加? 新型で走りも充実させた意外な事情とは

軽初の「ホッとカップホルダー」搭載!

 新型ムーヴキャンバスの使い勝手は初代モデルより向上。ターゲットユーザーを広げたとはいえ、新型ムーヴキャンバスは女性がうれしい機能を多数搭載しています。

ダイハツ新型「ムーヴキャンバス」(ストライプス)
ダイハツ新型「ムーヴキャンバス」(ストライプス)

 これまでも好評だった、リアシート下に備わる「置きラクボックス」は、ボックス内の衝立をプラスチック製とし、片手で組み立てられるようになりました(従来型はマジックテープで固定)。

 また、助手席側のインパネにフラットな部分を設けることで、たとえばテイクアウトしたお弁当などを置くことができます。これは、新型コロナ禍で外食がしづらくなったことにより、車内で飲食する機会が増えたという事情を考慮したもの。

 さらに、面白いのが「ホッとカップホルダー」。前席インパネに埋め込まれているカップホルダーに保温機能が備わり、寒い時期でもドリンクを温かいままキープしてくれるという優れモノが軽自動車として初めて装備されました。

 加えて、ソファのように座り心地の良いシートは、汚れが目立ちにくい柄を採用。自分の家のようにくつろげる室内空間を実現しています。

※ ※ ※

 内外装のデザインや機能性、走行性能を進化させた新型ムーヴキャンバスは、早くも好調なセールスを記録しているといいます。

 2022年7月5日の発表から約1か月の時点で、累計受注台数が約2万6000台を達成。月販目標台数(6500台)の4倍と、順調な立ち上がりとなっています。

 ふたつの世界観を表現したスタイルや新設定のターボがとくに好評とのこと。初代モデルに続き、新型ムーヴキャンバスもヒットモデルになるのではないでしょうか。

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Writer: くるまのニュース編集部

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