ガソリン5週連続値下がり レギュラー全国平均は2か月ぶり170円以下に! 補助金なし価格も横ばい?
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。5週連続の値下がりです。
前回から0.5円値下がり
資源エネルギー庁は2022年8月3日、レギュラーガソリンの1日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり169.9円で、前回(7月25日)から0.5円安くなりました。
5週連続の値下がりで、170円を下回るのは6月6日以来およそ2か月ぶりです。
県別にみると、福井・徳島・高知・佐賀・長崎・沖縄の6県で値上がり、長野・静岡・石川・島根の4県で横ばいだった一方、ほかの37都道府県では値下がりしています。
店頭価格で最も安かったのは宮城県で162.9円、次いで埼玉県163.0円、岩手県と秋田県164.0円です。
一方、最も高かったのは長崎県で182.6円、次いで沖縄県182.0円、大分県181.2円でした。なお、平均が180円を超えているのは、この3県のみです。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。
しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。
原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、8月1日時点で1リットル211.0円と算出しており、来週の8日時点では208.4円に下がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は39.0円でしたが、あす4日からは37.7円に減額する方針です。
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