未発売の新型「SUV」で最速「ごろ寝」実施! 車中泊は出来る? BYD「アットスリー」の寝心地はいかに
国内初!? BYDの電気SUV「ATTO 3(アットスリー)」で車中泊できるか確かめてみた!
それではATTO 3の車中泊性能について、実車を用いて調べてみましょう。
ATTO 3の荷室容量(定員乗車時)は440リットル。前出のカローラクロスの荷室容量は最大で487リットルなので、こちらも近いスペックとなっています。
後席は6:4分割可倒式となっており、すべて倒すとフラットな荷室空間が誕生します。編集部員(身長約170cm)が実際に寝転んでみました。
![BYDのミドルサイズe-SUV(電動SUV)「ATTO 3(アットスリー)」[2023年1月日本導入予定]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2022/07/20220721_BYD-00.jpg?v=1658917308)
テールゲート側から荷室床面をみてみると、シートバックの厚み分が影響し前あがりの形状となっていて、完全にフルフラットにはなっていません。
また荷室長も1600mmから1700mm弱といったところ。身長約170cmの編集部員もそのままでは寝られず、斜めに寝転ぶ格好となります。つまり大人1名がかろうじて寝ることができる、といったレベルでした。
とはいえ、ドライブ先での仮眠などにはこれでも十分対応可能です。運転席や助手席のシートを倒して眠ることを考えたら、こちらのほうが断然快適なことがわかります。
さらに前席とのすき間を荷物などで埋めてキャンプ用のエアマットなどを敷けば、さらに快適度が増すでしょう。
ちなみに先ほどから比較対象となっているコンパクトSUV、カローラクロスの場合も、荷室の床面長はやはり1600mmから1700mmといったところで、ほぼ同等の空間といえます。
※ ※ ※
なおBYDでは新型ATTO 3に続き、2023年中ごろにはコンパクトカー「DOLPHIN(ドルフィン)」を、さらに2023年下半期にはハイエンドセダン「SEAL(シール)」と、各EVモデルを順次国内へ導入する予定です。
全国に販売代理店ネットワークも整備し、乗用車販売とアフターサービスを提供していくとしています。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。







































