2022年7月15日に世界初公開され、大きな話題となっているトヨタ新型「クラウン」。
　
　SNSでは、そんな新型クラウンをパトカー風に加工した画像が投稿されています。一体、どのようなパトカーに仕上がっているのでしょうか。

　1955年にデビューしたクラウンは、今回で16代目モデルとなり「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4タイプを展開。

　そんななか、伝統であるセダンのボディを継承する「クラウンセダン」は、2023年に登場するとされています。

　新型クラウンセダンのボディサイズ（開発目標値）は、全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm。ホイールベースは3000mmにもなり、比較的大型なセダンです。

　一方、燃費性能や価格といった情報については、現在公開が待たれる状況で、SNSでは、新型クラウンセダンについて「横一文字のデザインがカッコいい?！」「近未来的で良いなあ」「シルエットが『MIRAI』っぽくも見えるね」とさまざまな意見が見られます。

　そんな新型クラウンセダンですが、なかには、パトカー風の画像加工をおこなっているユーザーも見られます。

　パトカー風画像の製作をおこなったのは「【公式】ガレージTジオラマスタジオ/ミニカージオラマクリエイター（@GARAGE_T16）」（以下、ガレージT）さん。

　ガレージTさんは、ミニカージオラマ・ストラクチャー製作・販売などをおこなっているそうです。

　SNSには「新型クラウン発表されましたね。たまたまフォトショップ弄ってましたので（泣笑）パトカー化してみました。仕様等詳しくないのでおてやわらかに」と投稿。

　また「＃新型クラウン」「＃クラウン」に加え「＃いつかはパトカー」のハッシュタグがつけられています。

　ユーモラスな投稿文とともにアップされた画像では、白黒ボディーにカラーリングされた新型クラウンパトカーのデザインを確認することができます。

　ルーフには回転灯が設置され、フロントのエンブレムは警視庁のアイコンへと変更。グリル内部をよく見ると赤いフォグランプが内蔵されている様子もうかがえます。

　新型クラウンをパトカー風にした経緯について、ガレージTさんは以下のように説明します。

「まず、クラウンといえばパトカーということもあり、新型クラウンが発表されて見た瞬間『ズシンとした表情』と感じ、単純にパトカーのスタイルにマッチするのではと思い制作しました。

　また、パトカーは小さな子供からの目線で『正義』『ヒーロー』のイメージを抱く存在だと感じています。

　個人的に好きなアメリカのパトカーでは、州によっては玩具かと思えるような子供的なカッコ良さを出しているように感じており、そのゴツさ、キャラクター性を今回の新型クラウンでも感じ、制作してみた次第です」

　また、画像のコンセプトについて、ガレージTさんは「閲覧される人が頭に入りやすいようにシンプルに制作しました。policeや〇〇県警などは載せず、単純に『パトカーになったらコレかな？』というイメージです」と話しており、シンプルな外装に仕上げられています。

　最後に、画像のこだわりポイントについて、ガレージTさんは以下のように話します。

「ボディ造形などの難しいことはとくにおこなっていませんが、あえていうなら白黒の分割ラインの位置が決めづらい部分でした。

　現行のパトカーは、バンパーの分割で色分けしていましたので、そのルールにならって制作しましたが正解が出せなかった気がします。

　この白黒上下ラインもスタイルの決め手のひとつになっていると思いますので、新型クラウンがパトカーに採用されたら見てみたいと思います」

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　まだ見ぬ新型クラウンパトカー。SNSでは、ほかにも予想図を投稿している人が見られます。

　多くの期待を背負った新型クラウンパトカーは、実際に登場することになるのか、新型クラウンの動向に注目が集まります。