レギュラー全国平均170.4円 ガソリン4週連続値下がりの一方で、補助金は増額へ
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。4週連続の値下がりです。
前回から1.0円値下がり
資源エネルギー庁は2022年7月27日、レギュラーガソリンの25日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり170.4円で、前回(19日)から1.0円安くなりました。
4週連続の値下がりです。
県別にみると、神奈川・石川・香川の3県で値上がりしましたが、ほかの44都道府県で値下がりしました。
店頭価格で最も安かったのは埼玉県で164.0円、次いで宮城県164.4円、岩手県164.5円です。
一方、最も高かったのは長崎県で182.5円、次いで沖縄県181.7円、大分県181.3円でした。なお、平均が180円を超えているのは、この3県のみです。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月27日から1リットルあたり5円、3月10日から25円を上限として支給しています。
しかし依然として価格高騰が続いているため、政府は4月26日、原油価格・物価高騰等総合緊急対策を発表。
原油価格については1兆5000億円を充当し、ガソリン補助金の上限を1リットル当たり25円から35円に引き上げ、さらにそれでも全国平均ガソリン価格が1リットル170円を超過したら、その分の2分の1を支援すると発表しています。
なお、経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、7月25日時点で1リットル206.3円と算出しており、来週の8月1日時点では211.0円に上がると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は36.6円でしたが、あす28日からは39.0円に増額する方針です。
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