VWの人気新型SUV「Tロック」発売! 日本初設定・600万円超の最上位モデル「R」は何が違う?
フォルクスワーゲンジャパンが、改良新型のクロスオーバーSUV「T-Roc」を発売。今回から、ハイパフォーマンスモデルの「T-Roc R」も加わりました。
「T-Roc R」を含む5グレードで展開
フォルクスワーゲンジャパンは2022年7月25日、改良新型のクロスオーバーSUV「T-Roc(Tロック)」を発売しました。
Tロックは、2017年の欧州デビューから4年で全世界累計販売台数が100万台を超える人気クロスオーバーSUVです。日本では2020年7月に導入が始まり、2021年の登録台数は7241台を数えます(日本自動車輸入組合調べ)。
今回の改良モデルは2021年11月に欧州で初公開され、欧州市場では2022年3月に発売されています。ダッシュボードやドアトリムにステッチを施したソフト素材やレザレットを新たに採用するといったインテリアの改良により、質感が向上。
また、インフォテイメントディスプレイはタブレットのように配置され、全グレードに標準装備されるデジタルメータークラスターやタッチコントロール式のエアコン操作パネル、さらに新デザインのステアリングホイールなどがモダンで先進的なインテリア空間を創出しています。
外観もデザインを刷新。前後バンパーの意匠変更により表情豊かなフロントデザインと力強いリヤデザインとなったことに加え、ライト回りのデザインも新しくなりました。
フロントグリルにはエンブレムを挟んで左右に一本LEDストリップが設置されたほか、フロントエプロンには新デザインの六角形のデイタイムランニングライトが装備され、Tロックが持つ革新的なイメージがより強固なものになったといいます。
ボディサイズは全長4245-4250mm、全幅1825、全高1570-1590mm。ホイールベースは2590mmです。
グレードは、最新の運転支援システムを標準装備したエントリーモデル「TSI Active」をはじめ、「TSI Style」「TDI Style」「TDI R-Line」と、日本に初導入されるハイパフォーマンスモデル「R」の5つが設定されます。
Rは、フロント・リヤデザインに加え、19インチアルミホイール、ブルーにペイントされた大型ブレーキキャリパーなど、スポーティな専用アイテムを多数装備。
さらにTロックで唯一のフルタイム4輪駆動「4MOTION」を採用し、パワートレインは300PS・400Nmを発揮する2.0TSIエンジンを搭載、0-100km加速は4.9秒を記録します(欧州参考値)。トランスミッションは7速DSGです。
ボディカラーは、新色「ペトローリアムブルーメタリック」のほか、「アスコットグレー」や「パイライトシルバーメタリック」「キングズレッドメタリック(有償色)」に加え、Rの専用色として「ラピスブルーメタリック(有償色)」を含む全9色展開。
ボディカラーによって、ルーフカラーをブラックかホワイトに変えることも可能で、全部で14通りの多彩な組み合わせから選べます。
価格(消費税込)は394万3000円から460万9000円、Rは626万6000円です。
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