激レア「カウンタック」に「超ロングリムジン」! いまの若者は知らない? 異彩を放つほうとう屋「みさか路」とは
結局のところ…カウンタックは展示されたのか?
さらに、店の手前に展示されていた車両も「かなり目立つ!」と、SNSでも多くの投稿が見られ、展示されていたのは、三菱「エクリプス」というスポーツカーです。
みかさ路のエクリプスは、1994年に発売された2代目モデルとなっており、映画「ワイルド・スピード」シリーズ1作目に登場した劇中車両と同じカスタムがされています。
ボディカラーは蛍光グリーンで、ボディの左右にも派手なイラストが入るなど、かなり目立つ仕様となっています。
なお、フロントバンパーには「宝刀屋敷」のステッカーが貼られ、車両とのミスマッチ感がユニークな印象を与えます。
CMに活用されていたカウンタックは、「ランボールギーニ・カウンタック 25hアニバーサリー」の1台となっています。みさか路のCMで活用されたほか、店頭では玄関を増築したスペースに展示され、多くの来客を歓迎しました。
みさか路のオーナー外川氏によると、「実際に店を訪れた人は、感動した様子でカウンタックを楽しんでくれた」といいます。一方で、実物を見ていない人からは「偽物」「リース」など、心ない意見をいわれてしまうこともあったそうです。
そんなカウンタックは、もともと外川氏のお父様名義となっていたようですが、2010年頃に外川氏のものへ名義変更しようとしたところ、悪徳業者の手によって横領の被害にあってしまったそうです。そのため、2010年以降の展示が難しく、店頭からは姿を消すことになってしまいました。

その後、みさか路は2016年で閉業し、現在では同じ場所に違うほうとう屋が運営されています。
SNSでは「みさか路閉業知らなかった…」「もうやってないのショック」と、店の閉業を悲しむ声も少なくありません。
カウンタックやリムジンなど、車両の行方はわかりませんが、絶大なインパクトを残したほうとう屋は、これからも多くの人の記憶に残り続けることでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


























































