車高アゲアゲでオフロード性能向上! ワイルドすぎるトヨタ新型「ハイラックス ローグ」豪で改良

オーストラリアでトヨタ「ハイラックス ローグ」の改良モデルが発表されました。どのような仕様になったのでしょうか。

オフロード性能とオンロード性能が向上

 トヨタのオーストラリア法人は2022年7月6日、同社が販売するピックアップトラック「ハイラックス ローグ」の改良をおこなうと発表しました。

ワイドボディがド迫力なトヨタ新型「ハイラックス ローグ」(豪仕様)
ワイドボディがド迫力なトヨタ新型「ハイラックス ローグ」(豪仕様)

 新型ハイラックス ローグのデュアルキャブ仕様は、前後で約140mmのトレッドアップと約20mmの車高アップを実現。これによりオフロード性能とオンロード性能の両方を向上させています。

 フロントは、サスペンションアームとスタビライザーバーの長さを延長し、ショックアブソーバーの角度を調整して効率を高め、リアはアクスルの長さを延長し、ダンパーをホイール側に移動させるなど、ハイラックスで初めてリアスタビライザーバーを装着することで、コーナリングの安定性と乗り心地を向上を実現させました。

 このサスペンションの変更により、ロール剛性が20%向上。コーナリングや車線変更時のステアリングフィールが改善しています。

 ハイラックス ローグは制動力も向上させ、従来のドラムブレーキに代わり、新たにリアベンチレーテッドディスクブレーキを採用し、制動性能を向上。また、フロントディスクブレーキは1インチ拡大した17インチの新型ディスクブレーキを採用しました。

 外観は、ワイドトラックオーバーフェンダーとマッドガードを装備し、フロントバンパーとの一体化を図るため、フロントボディエクステンションの幅も拡大しています。

※ ※ ※

 ハイラックス ローグの改良に合わせて、ほかのグレードも仕様変更しました。

「SR エクストラキャブ/ダブルキャブ」は、スチールホイールに代えて、ブラックの17インチアルミホイールを新たに採用。ボディ同色のドアハンドルを採用し、よりプレミアム感のあるデザインとしています。

「SR5ダブルキャブ」にはブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートを標準装備し、より安全な走行ができるようになりました。これらの装備はローグにも搭載されています。

 また、SR5ダブルキャブは、狭い場所での操作をサポートするパノラミックビューモニターと、ヒーター付きエクステリアミラーに代わるパドルランプが追加されました。

 さらに、「SR5」以上のグレードのAT車には、ステアリングコラムロックを盗難防止用イモビライザー「IDボックス」に変更し、スマートキーでの始動時の安全性を高めています。

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【画像】オーバーフェンダーが過激! 迫力満点なオーストラリアのトヨタ新型「ハイラックス ローグ」(15枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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