トヨタ「アルファード」を進化させる取り組みとは

　トヨタとKINTOは、「アルファード／ヴェルファイア」を「進化」させるメニューを提案する取り組み開始に伴い、ユーザーの募集おこなうと発表しました。
　
　取り組みでは、オーナー毎に異なる運転動向をオンラインで診断しその結果に応じて車両を進化させるといいます。

　この取り組みは「KINTO FACTORY」のひとつとして実証されます。

　KINTO FACTORYは、2022年1月よりユーザーが乗っているクルマに、技術革新や経年劣化に合わせてソフトウェア・ハードウェアの機能やアイテムをタイムリーに反映することで最新の状態に「進化」させるサービスです。

　こうした「進化」を、すべてのユーザーに一律ではなく、一人ひとりに合わせてお届けしていくため、トヨタの技術で乗っているクルマのデータをもとに運転の特徴や個性をオンラインで診断し、その結果に応じて提案していく取り組みに初めて挑戦することを決めたことを明かしました。

　この挑戦の実現に向けて、アルファードおよびヴェルファイアのユーザーに協力いただき、コネクティッドサービス「T-Connect」を通じて、アクセル（発進・加速）やブレーキ（減速・停止）、ステアリングの操作やそれにかかる時間など、過去の運転のデータを収集し、特徴や個性を数値化します。

　そのうえで、現状の運転に対する評価とアドバイスをまとめた診断結果「ドライブチェックレポート」をオンラインでユーザーに提供し、結果に応じて「進化メニュー」を提案していくとしています。

　今回の募集開始は、2022年7月8日から上限100人で公式サイト上でおこなわれます。

　条件は「T-Connect」に加入のうえ、2020年1月以降に発売のアルファードおよびヴェルファイアのハイブリッド仕様に現在乗っていることです。