「オートハイビーム」が眩しすぎる! 自動切り替えの遅れでトラブルも!? 手動チェンジのすすめ

自動切り替えではなく「手動」が良い?

 警察の解釈ではハイビームが基本といいますが、実際に夜の雨天での運転では、ハイビームで遠くの歩行者や自転車、対向車などを早めに見つけられるなどメリットがあるのも事実です。

オートハイビームは切り替えが遅れがち
オートハイビームは切り替えが遅れがち

 オートハイビーム機能ではロービームに自動で切り替わらないことも多く、気づかぬうちに周囲の人を幻惑させることもあるため、オートではなくマニュアル操作でハイビームに切り替えることをおすすめします。

 つまり、手動でハイビームとロービームを使い分けるということですが、オートハイビームが付いていないクルマと同じく、見えづらいカーブや暗い道などでハイビームを使用し、対向車など来たらロービームに切り替えるというのが良いようです。

 とくに、先の見えないコーナーが続く山岳路などではオートハイビームの反応が遅れがちで、「アダプティブハイビーム」などと呼ばれる、対向車に光が当たる部分を遮光する機能であっても自動切り替え時の瞬間的な眩しさは変わりません。

 オートハイビーム機能は、実はキャンセルができるようになっています。キャンセルの仕方は取扱説明書に記載されており、自分で解除することが可能。

 オートハイビームがきちんと機能しているのか心配しながら走るより、手動切り替えをおこない、街灯が少ない場所ではハイビームで走行し、対向車や先行車、歩行者などが見えたらロービームにするのが安心・安全なのではないでしょうか。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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