丸目強調した斬新スズキ軽!? レトロ全開な新型「ラパンLC」登場! 街で熱視線浴びあるのは確実?
スズキが「ラパン」の一部改良にあわせて、新仕様「ラパンLC」を追加しました。ラパンシリーズとして新しい顔つきで登場しましたが、デザインモチーフは何なのでしょうか。
「フロンテ360」をモチーフにしたデザイン
スズキは、2022年6月17日に「ラパン」の一部改良モデルを発売し、あわせて新仕様「ラパンLC」を追加しました。
公式ウェブサイトでは、ひとつの独立車種としてページが設けられているラパンLCですが、どのような仕様で登場しているのでしょうか。
ラパンは、正式名称が「アルト ラパン」であることからもわかるとおり、アルトの派生車種です。
現行モデルのラパンは3代目で、2015年に発売されました。2014年に登場した8代目アルトと同様、軽量・高剛性を両立した新プラットフォームを採用。
2460mmというロングホイールベースによりゆとりある室内空間を実現したほか、前席のベルトラインを35mm低下(2代目モデル比)させたことで優れた視界や開放感も演出しています。
今回、3代目ラパンの新顔として登場したラパンLCは、スズキが1967年に発売した「フロンテ360」(LC10型)をデザインモチーフにしているといいます。
ベースのラパンと同様丸形ヘッドライトを装備するものの、メッキヘッドランプガーニッシュの追加によりライトのくっきり感を強調。楕円のフロントグリルと相まって、レトロかつチャーミングな世界観が表現されます。
内装は、外観のような大幅なデザイン変更はないものの、ワインレッドの差し色が特徴的なダークブラウンとベージュの本革ステアリングを装着。
ミディアムブラウン木目調のインパネオーナメント(Xグレードのみ)やレザー調×ファブリックの専用シートも採用され、シックなラパンLCの世界観を表現します。
スズキ自らが、過去の販売車種をモチーフにデザインしたモデルとあって、街で注目を集めるのは間違いないでしょう。
※ ※ ※
アルトは現在9代目モデルが販売されていますが、8代目アルトは新プラットフォームによる徹底した軽量化を実現したモデルとして知られています。
車両重量は、当時の現行4人乗り軽自動車のなかで最軽量となる610kgを実現。JC08モードの燃費は当時のガソリン車でNo.1となる37km/Lを達成しています。
またこの代で、アルトは国内累計販売台数が500万台を達成(ラパンを除く)。スズキ車としては初の偉業で、記念した特別仕様車も発売されています。
さらに8代目アルトでは、軽自動車規格(ほぼ日本仕様)のまま海外で現地生産するというスズキ初の試みもおこなわれています。
それではここでクイズです。
2019年6月より、軽自動車規格と同じボディ・排気量で8代目アルトを現地生産・販売している国は、いったいどこでしょうか。
【1】インド
【2】タイ
【3】パキスタン
【4】ブラジル
※ ※ ※
正解は【3】の「パキスタン」です。
パキスタンで販売される8代目アルトは、現地の道路状況を考慮して最低地上高が高くなるなどの変更はあるものの、基本的には日本で見るアルトと同じ仕様です。
2022年6月現在、パキスタンでは147万5000パキスタン・ルピーから195万1000パキスタン・ルピー(約97万円から約128万円)で販売されています。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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