レクサスの新型高級SUV「RX」は“スピンドルボディ”が斬新! 従来モデルとどう違う? 新旧RXを徹底比較
パワートレインは4種類! PHEVも設定
新型RXは「GA-K改良プラットフォーム」を採用。ボディサイズを全長4890mm×全幅1920mm×全高1695mm、ホイールベース2850mmとし、全長は従来モデルと同じですが、ホイールベースを60mm延長、トレッドを前15mm、後45mmずつ拡幅させました。
また、軽量化と低床化により重心高を従来モデルから15mm下げています。
パワートレインは、カーボンニュートラルへの貢献、多様化するユーザーニーズに応えるラインナップを設定しました。
従来モデルは、2リッター直列4気筒ターボエンジンの「RX300」と、3.5リッターV型6気筒ハイブリッドの「RX 450h/RX 450hL」が用意されていましたが、新型モデルは4種類を設定。
2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステムの「RX500h」、2.5リッター直列4気筒プラグインハイブリッドの「RX450h+」、2.5リッター直列4気筒ハイブリッドの「RX350h」、2.4リッター直列4気筒ターボエンジンの「RX350」と多彩なラインナップをから選択できます。
また新型RXでは、ハイブリッドシステムと組み合わされる電動化技術として、路面や走行状態を問わず、クルマの接地荷重に応じて常に四輪の駆動力を緻密に制御するシステム「DIRECT4」を採用しました。
これは、レクサスの新型BEV(バッテリーEV)として2022年に導入予定の新型「RZ」にも搭載されるもので、新開発のハイブリットシステムと組み合わせることにより、レスポンスの良い伸びやかな加速を実現します。
標準ボディのほかに、スポーティな「Fスポーツ」も従来モデルと同様に設定。
外観はワイド&ローを表現し、空力性能にも寄与する専用フロントバンパーや、21インチ専用アルミホイールなどのほか、フロントグリルには専用メッシュパターンを採用しました。
そして、よりリニアでダイレクトなブレーキフィーリングと減速性能を実現するために、対向6ピストンブレーキキャリパーや減衰力切り替え応答性に優れたリニアソレノイド式を採用するAVSを標準装備しています。
これらに加え、新型RXには走る楽しさを追求したパフォーマンスモデルとして「RX 500h Fスポーツ パフォーマンス」を初導入されます。
RX500h Fスポーツ パフォーマンスは、Fスポーツの仕様に加えて、パワートレインも強化。リアに高出力モーター「eAxle」を搭載した新開発ハイブリットシステム「2.4L-T HEV」に「DIRECT4」を搭載しました。
エクステリアデザインは、より低重心に見せるボディ色のロアパーツ、ウィンドウグラフィックを引き締めるブラックステンレスのウインドウモール、21インチ専用アルミホイールなどの専用アイテムを設定。
これにより、Fスポーツよりも上質かつ力強い走りのイメージを強調しています。
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新型RXは、ラグジュアリーSUVとしての価値を高めつつ、これまで以上に運転が楽しいクルマへと進化しました。
新型RXの日本での発売は2022年秋頃を予定しており、北米や欧州などでも販売されることになっています。
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