陸自の誇る車両がズラリ集結! 令和4年「総火演」YouTubeでアーカイブ配信も!
陸上自衛隊の演習「富士総合火力演習」の模様が、2022年5月28日にYouTubeで配信されました。アーカイブで見ることもできます。
「10式戦車」や「16式機動戦闘車」などが登場
陸上自衛隊で最大の演習である富士総合火力演習、通称「総火演」の模様が、2022年5月28日にYouTubeで配信され、陸自の保有する多数の車両が登場しました。
今年の総火演のテーマは、島嶼(とうしょ)部における侵攻対処です。
動画の前半は、陸自の主要装備紹介に続き、電子戦装備やドローンが登場。さらに各種装備による実弾射撃が行われました。
「01式軽対戦車誘導弾」「81mm迫撃砲」といった普通科の装備のほか、「99式自走155mm榴弾砲」「19式装輪自走155mm榴弾砲」による射撃を実施。
さらに陸自の機甲戦力である「74式戦車」「90式戦車」、それに「16式機動戦闘車」「10式戦車」が登場します。
まず、74式戦車の援護を受けた90式戦車が展開を開始。高度な技能が必要とされる「行進間射撃」や、停止直後に射撃する「跳躍射撃」を実施しました。
続いて16式機動戦闘車と10式戦車が、ネットワークを駆使した戦闘を披露。16式機動戦闘車の発見した目標を、リアルタイムに共有した10式戦車が撃破します。
動画後半では、島嶼部に侵攻してきた部隊を撃退するシナリオに沿って演習が展開されました。まず、航空自衛隊の「F-2戦闘機」や陸自の対戦車ヘリである「AH-1S コブラ」などが火力支援を実施。
その後、普通科の隊員も展開して、敵陣地への攻撃を開始。「89式装甲戦闘車」も参加して一斉射撃が行われた後、最後は戦車を中心にした大迫力の突撃によって、演習終了となりました。
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総火演は、静岡県にある東富士演習場で毎年行われている陸自の演習です。2020年からは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため一般公開せず、映像のライブ配信やアーカイブ配信が行われています。
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