世界に1台のトヨタ「超快適ミニバン」で車中泊!? 熟睡してみた! 「グランエースFCV」で水素の価値を発見!

いざ、世界に1台のFCVグランエースで車中泊にトライ!

 今回は、FCVグランエースの初号機を借りて、実際に車中泊が可能なのかを試してみました。

 場所は前述の富士24時間レースの駐車場で、このレースは土日にかけて一般ユーザーがキャンプや車中泊を楽しめることでも人気のイベントです。

 初号機の周りには、一般ユーザーが車中泊しているため、夜中の物音などには気をつけたい部分だといえます。

 従来のエンジン車による車中泊では、冷暖房などを使う際にはエンジンを始動しなければなりません。

 しかし、FCVグランエースであれば真夜中でもシステム始動していても無音です。

 また、今回は水素を充填する機会はありませんでしたが、電気自動車(BEV)であれば充電に30分以上かかるものの3分ほどで完了する点もFCVの魅力といえます。

FCVグランエースの試作車はどれも同じユニットを使っており、24時間周囲を気にせず電気を使うことが可能(写真は2号機でコーヒーを入れるイメージ)
FCVグランエースの試作車はどれも同じユニットを使っており、24時間周囲を気にせず電気を使うことが可能(写真は2号機でコーヒーを入れるイメージ)

 実際の寝心地としては、従来の車中泊仕様のようにフラットにしてエアベッドに寝袋を設置しているわけでなく、グランエースの純正キャプテンシートで寝ることにします。

 寝返りなどはしづらいものの、包み込むようなキャプテンシートはほぼフラットにまでリクライニング可能なことから、飛行機のファーストクラスのような寝心地です。

 さらに、前述のように真夜中でもシステムを起動していられるために、クルマに備え付けられている空調設備以外に、家庭用家電のヒーターやクーラーをあわせて使い続けられることも魅力です。

※ ※ ※

 今回の初号機は、ミライと同じ水素タンクを備えているため一般家庭約4日間の電力が供給可能となります。

 このようなことから、昨今流行りのアウトドアや車中泊、そして万が一の災害時の避難場所としてもFCVグランエースは活躍出来る存在だといえます。

 今後もFCVの試作車は製作していくといいますが、次なる仕様がどのようなものになるのか、期待が高まります。

トヨタ・グランエース のカタログ情報を見る

【画像】こんな体験出来ない! トヨタ超快適ミニバンで車中泊! FCVグランエースの実車見る!

意外と多い救急車のヒヤリハット! その原因とは?

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー