高速SAは「アバター」がご案内 オペレーターが遠隔で「表情豊かに」接客 NEXCO東が実験
NEXCO東日本とデジタル・フロンティアが、高速道路のSAで、アバターによる有人遠隔接客サービスの実証実験を始めます。どのようなサービスなのでしょうか。
オペレーターの表情をリアルタイムに反映
NEXCO東日本は2022年6月2日、常磐道下りの守谷SA(茨城県守谷市)で、映像企画・制作を手掛けるデジタル・フロンティアとアバターによる有人遠隔接客サービスの実証実験を始めると発表しました。
これまで対面で行っていた窓口業務を非接触の遠隔接客サービスにすることで、利用者の多様なニーズに合わせた新たな体験を提供し、利便性の向上を図るといいます。
また、案内スタッフ(エリアコンシェルジェ)の新たな働き方を検討することも目的といいます。
期間は6月14日から27日までの2週間。実験は、下り守谷SAのインフォメーションコーナーにアバターを表示するデジタルサイネージを設置し、案内スタッフ(エリアコンシェルジェ)が遠隔で接客対応をします。
アバターは、デジタル・フロンティアと、ロボット受付サービスなどを展開するユニキャストが共同開発した有人遠隔接客サービス「KSIN(けしん)」を使用。
操作する人間(オペレーター)の表情をリアルタイムに反映し、豊かな感情表現を実現することから、アバター越しでありながらも対面での接客のような自然なコミュニケーションが実現可能ということです。
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