ごっついタイヤがワイルドでカッコ良い! SUVのカスタムで人気急上昇「オフロードタイヤ」のデメリットは?
カッコ良さと引き換え? オフロードタイヤのデメリットは?
では、オフロードでの走破性や見た目のゴツさが好まれるオフロードタイヤには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

「最初に挙げられるデメリットがロードノイズの増加です。これはブロックパターン(トレッドパターン)の違いによるものが大きいのですが、とくに高速道路などではノイズが大きいと感じるお客さまも多いようです。
また、未舗装路でもグリップ力を確保するために一般的なオンロードタイヤより柔らかい素材を使用しており、舗装路走行が続くと摩耗が早くなる傾向にあります。
もう一点は、タイヤの扁平率が高いということはバネ下重量が増えることになり、燃費が悪化してしまう傾向があることもデメリットでしょう」(タイヤ専門店スタッフ K氏)
オフロードタイヤの装着は、見た目の印象をワイルドに変えることができることから人気のカスタムですが、メリットとデメリットを理解したうえで装着することをオススメします。
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最近はポルシェ「カイエン」やアウディ「Q7」などのスポーティなSUVや、トヨタ「ハイエース」の足まわりをリフトアップしてゴツゴツのオフロードタイヤを組み合わせるカスタムが増加。
通常のクロカンカスタムとは違う独自の世界観で、徐々に流行の兆しがあるそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。




























