トヨタ最強「ハイラックス」を泥水に放置!? 衝撃的な浸水トラブルに発展! 「やっちゃダメ!」なレンタカー使用法が話題に

レンタカーのトヨタ「ハイラックス GR スポーツ」が、誤った活用方法によって現在も使用できない状況となっています。一体、どのようなトラブルがあったのでしょうか。

泥まみれで帰ってきた「ハイラックス GRスポーツ」

 2022年4月18日に、レンタカーとして貸し出されたトヨタ「ハイラックス GRスポーツ」が誤った活用方法によって使用できない状況となっています。
 
 使用出来なくなったというトラブルには、どのような背景があるのでしょうか。

借りたクルマで泥遊びはやっちゃダメ! どのようなトラブルがあったのか?(画像は新たに導入されたハイラックス GRスポーツ/提供:スカイレンタカー)
借りたクルマで泥遊びはやっちゃダメ! どのようなトラブルがあったのか?(画像は新たに導入されたハイラックス GRスポーツ/提供:スカイレンタカー)

 北海道から沖縄県まで、全国にレンタカーショップを展開する「スカイレンタカー」。

 2022年4月18日にスカイレンタカーは、公式SNSにて「ハイラックス GRスポーツに関して」と題して、以下のような内容を投稿しました。

「諸事情により、ハイラックスの貸し出しを一時停止しております。皆様にご心配をおかけしておりまして申し訳ございません。ハイラックス GRスポーツ復活できるよう頑張ります!」

 ハイラックス GRスポーツは、2021年10月8日に日本市場において発売されました。

 ZグレードをベースにしたGRスポーツは、専用のオーバーフェンダーを装着し、全幅1900mmの迫力あるワイドボディを特徴としています。

 さらに専用のフロントバンパーやグリル、ブラック塗装+切削光輝を施した18インチアルミホイールを装着。さらに、専用サスペンションにより、ステアリング応答性向上、フラットで快適な走りを実現しました

 インテリアではGRロゴを刺繍した専用合成皮革+スエード調スポーツシート(フロント)、スモークシルバー加飾を施した専用本革巻きステアリングホイールと、パドルシフトを装着しています。

 そんなハイラックス GRスポーツにまつわる「諸事情」とは、一体なにがあったのでしょうか。

 別のSNSでは、泥水にどっぷりと浸かったハイラックス GRスポーツの画像が投稿されており、よく見ればボンネットまで泥水で汚れており、マフラーはもちろん、助手席側に至っては室内まで浸水していそうな様子です。

 この投稿は、即座に拡散され「レンタカーでこんなことするなんて…」「何考えてるんだ…」と批判のコメントが殺到しました。

 そして、このハイラックス GRスポーツを貸し出していたのが、前出のスカイレンタカーです。

 スカイレンタカーの担当者によると、当時同社では貸出可能なハイラックス GRスポーツは1台のみとなっており、今回のトラブルによって貸し出しができない状態に陥ってしまったといいます。
 
 ハイラックス GRスポーツは、4月18日の夜には自走で戻ってくることができたそうですが、今後、復活の目処はたっているのでしょうか。

 前出の担当者は、トラブルにあったハイラックス GRスポーツの今後について、以下のように話します。

「現在では、やっと車内外の清掃がある程度終わったという段階です。エンジンルームや荷台、室内など時間をかけて、だいぶキレイな状態に戻すことができました。

 このあとは、掃除箇所がほかにないかしっかりとチェックしたあと、販売店へ入庫し、故障や傷の状態などを詳しく点検してもらう予定です。

 貸し出したお客さまは反省されている様子で、修理費の確定後、総額ご負担いただくことになっております」

 基本的に、レンタカーの多くは公道での一般的な走行が想定されており、オフロード走行やサーキット走行といった過激な走行はNGです。

 もちろん、そうした規定違反による故障や損傷は保険の対象外となっています。

 さらに、前出の担当者は「ゴールデンウィークを挟んでしまうことから、復旧までは時間がかかる見込みですが、貸し出し希望のお客さまのためになるべく早く復活させたい」としつつ、以下のように今後を述べます。

「早く復旧させたい気持ちがある一方で、次に借りるお客さまには不安なく、安心してレンタルしていただきたい気持ちも強くあります。

 そのため、点検や整備、清掃を厳重におこなってから、また貸し出しを再開させていただく予定です」

 なお、スカイレンタカーは4月21日、SNSで新たなハイラックス GRスポーツの導入を告知しており、4月29日から貸出が可能だといいます。

※ ※ ※

 レンタカーを借りる際には、さまざまな規約が設けられていますが、細かく読み込んでいる人は少ないかもしれません。

 万が一のトラブルに備えるためも、必ず規約を読んでおくことが大切です。

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