めちゃ軽い! トヨタ新型「GRヤリスRS Light Package」登場! 20kg軽量化されたスゴいモデルとは
TOYOTA GAZOO Racingは「GRヤリスRS Light Package」という新グレードを追加しました。このモデルは軽量化が特徴ですが、これによりラリー競技の盛り上げやモータースポーツの裾野拡大に繋がるのでしょうか。
「めちゃ軽!」なトヨタ新型「GRヤリスRS Light Package」とは
2022年4月15日、トヨタ新型「GRヤリスRS Light Package」が登場しました。
GRヤリスに追加された新たなグレードには、どのような特徴があるモデルなのでしょうか。
2020年9月に発売されたGRヤリス。マスタードライバー モリゾウの「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いのもと、「モータースポーツ用の車両を市販化する」、という逆転の発想で開発したトヨタ初となるモデルです。
GRヤリスは、「空力、軽量、高剛性」を追求したパッケージが特徴で、高い走行安定性と圧倒的な加速が特徴の「RZ “High performance”」と「RZ」。
GRの研ぎ澄まされた走りを気軽に楽しめるモデルとして「RS」、そして競技用として「RC」がラインナップされています。
RZシリーズとRCのパワートレインは、1.6リッター直列3気筒直噴ターボエンジンに6速MTを組み合わせているほか、前後駆動力可変システム採用のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を採用。
RSは1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンにCVTを組み合わせ2WDのみの設定となっています。
そうしたなかで、今回新たなグレードとしてRSに追加されたのが「RS Light Package(RSライトパッケージ)」です。
このRSライトパッケージは、ボディサイズこそRSと変わらないものの、車両重量はRSの1130kgから1110kg、車両総重量はRSの1350kgから1330mmと20kgほど軽くなっています。
またルーフには、従来のカーボン素材の常識を覆す新工法から誕生したフォージドカーボンをルーフに採用。
足元では、RSに採用していたENKEI製18インチ鋳造ホイールからBBS製18インチ鍛造ホイールに変更されているほか、フロント・リアのスタビライザーを撤去されました。
なお、価格はRSが265万円、RSライトパッケージが312万4000円です。
今回、RSライトパッケージが追加されたことで、ラリー競技において軽量化された競争力の高いモデルの選択肢が増えることになりそうです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。