ついに斬新デザイン新型「サイバートラック」生産開始か マスク氏が新型車3台に言及! 今後テスラはどうなる?
「米国最大の工場」で生産されるサイバートラックはテスラの将来を占う?
今回、サイバートラックに関する新情報が発表されたのは、テスラの新工場である「ギガファクトリー・テキサス」の開設に際しておこなわれた「サイバーロデオ」というイベント内でのことです。
マスク氏はこの新工場一帯を「米国最大の工場」と称しており、2021年12月からは、テスラの本社としても機能しています。
テスラによれば、ギガファクトリー・テキサスは今後、サイバートラックと同社初のトラックである「セミ」の主要な生産工場となるほか、米国東部向けに「モデル3」や「モデルY」の生産をおこなう予定です。
サイバーロデオでは、サイバートラックやセミに加え、2代目となる「ロードスター」も2023年中に生産開始されることが明らかにされました。
しかし、そのなかでもやはりサイバートラックへの期待が最も高いものになると見られています。
北米市場においてピックアップトラックは最量販カテゴリーのひとつであり、各自動車メーカーの「ドル箱」となっています。

テスラは他社に先駆けて、EVピックアップトラックであるサイバートラックを発表したわけですが、実際には生産遅延が続いたことで、現時点ではフォード「F−150 ライトニング」やリヴィアン「R1T」といったライバルの後塵を拝する形となっています。
昨今の部品供給不足などを考慮すると、さらなる生産遅延の可能性も否定できませんが、サイバートラックがテスラの将来を占う1台となることは間違いありません。
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サイバートラックの詳細な発売時期については未定ですが、現時点でも1万5000円という予約金を支払うことで、公式サイト上から予約注文をおこなうことは可能です。
この予約金は全額払い戻すことが可能であるため、実際に購入意思があるかどうかは別として、かなりの人が予約をしていると予想されます。
Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明
自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。


























