「知ってた?」 フロアマットが事故の原因になる? 簡単に予防出来る方法とは
何気なく使っているフロアマット。実は正しい方法じゃないと事故の原因になるといいます。
クルマに合わないフロアマットの使用は事故に繋がる?
クルマの床に敷くフロアマットには、雨や雪、泥といった汚れを防止する役割があります。
無意識に設置している人が多いかもしれませんが、実は、クルマに合わない方法で使用すると大きな事故を引き起こしてしまう恐れがあります。
フロアマットにはさまざまな種類があり、不織布やゴム、塩化ビニールなどに撥水加工や防炎加工が施されているものが一般的です。
新車購入時にディーラーオプションなどで設定されており、多くのユーザーがそのタイミングで購入する傾向にあるようです。
また、カー用品店でも汎用品として、洗えるトレイ型マットや、裏面がすべり止め加工付きでズレにくくなっているフロアマットなど、豊富な種類のフロアマットが販売されています。
しかし、自分のクルマに合わないフロアマットの使用やフロアマットの重ね敷きは、ペダルのご操作を招く恐れが考えられます。
国土交通省が公表している「フロアマットの使用方法に関する調査結果」によると、フロアマット不具合発生時の状態として「未固定のフロアマットが重ね敷きされていた」、「フロアマットが未固定だった」のふたつだといいます。
また、推測される推定原因として、「2重敷きによるフロアマットとアクセルペダルとの引っかかり」がもっとも多く挙げられています。
そのほかには「ブレーキ操作時にフロアマットによりアクセルペダルも押される 」、「未固定のフロアマットの干渉によるアクセルペダル戻り不良」が挙げられ、いずれにしてもフロアマットがズレてしまうことや、重ね敷きによる未固定が引き起こす原因です。
カー用品店オートバックスの広報担当者は、フロアマットによる事故発生について「フロアマットを誤った使用方法でクルマにセッティングしている場合には、事故を誘発する可能性が高まるといえます。
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さまざまな種類があるフロアマットですが、固定が確実にされていないものを使用している場合は、今一度固定方法を確認してみるのが良いかもしれません。
運転席+助手席の一枚モノ(純正)の上にセパレートの純正をそれぞれ使ってます。セパレートの方はもう穴が空いて裏からパッチ当ててますが、冬だと雪が溶けて水になるのでマット下から生乾きの洗濯物みたいな臭いが・・・。車体に直接張ってる生地が勝手に吸水・蒸発させてくれる素材を採用して欲しいところ。
整備士をやってるけど、純正のカーペットマットの上に社外のラバーマットを敷いたり、カーペットマットの上にまた別のカーペットマット重ねている車がたまにいる。
中には、マットが大きすぎてアクセルペダルが底まで踏み込めない車も居たよ…
何を考えているんだろうな…理解に苦しむ。