ド迫力な新型「フロンティア」発表! ゴツ顔の日産ピックアップ登場! 伯市場ではどんな存在?
ブラジル日産から新型ピックアップトラック「フロンティア」が登場しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ゴツくてカッコいい日産のピックアップトラックが登場!
ブラジル日産は2022年4月5日、ミドルピックアップトラックの新型「フロンティア」を4月末に市場導入することを発表しました。
80年以上ものピックアップトラックの製造実績をもつ日産が送り出す新型モデルは、いったいどのようなクルマになっているのでしょうか。
フロンティアは1998年にブラジルにデビューし、2021年の同市場ミディアムピックアップセグメントで、40%というもっとも高い販売増加を記録したモデルです。
新型フロンティアの外観上の特徴は、グローバルに展開されているデザインコンセプト「エモーショナルジオメトリーデザイン」を採用し、堂々とした力強さとエレガントさを併せ持つデザインへと進化。
C型をモチーフにした「インターロックデザイン」のグリルと、4灯式LEDプロジェクターヘッドライトをもつフロントフェイス、またリアにもLEDテールランプが採用されています。
また、より幅広いユーザーへ訴求するために、従来型に比べてバリエーションを3つから6つへと拡充。
注目は、よりアクティブなライフスタイルを好む層向けに仕立てられた「PRO-4X」。
赤で統一された日産のロゴや専用ウイング、シートの仕上げなど細かい点で専用仕立てとなっています。
新型フロンティアは、積載性能もさらに進化。先代に比べキャビン付近で25mm、サイドリッド付近で50mm高さが増しており、容積は最大1054リットルに。
また広さだけではなく、リアバンパーに設けられたステップや、耐荷重最大400kgまで対応の可動式リング付フック、また12Vソケットも装備されるなど、使い勝手の面でも充実が図られています。
シートは、「ゼロ・グラビティ」の開発コンセプトを従来から踏襲しながら、素材変更をおこない質感を向上。
メーター内には7インチのTFTスクリーンを採用し、インパネ中央の8インチモニターと合わせて、さまざまな車載情報をドライバーに提供します。
また、安全装備の充実も新型フロンティアの進化ポイントの1つ。
前方、後方、側方への安全警報機能だけなく、ドライバーへの休憩を促し音で警告をするドライバーアテンションインテリジェントアラートも採用。
さらに、オフロード走行や脱出時の際に助けとなる、車両周囲に装備された4つのカメラが、ドライバーの周囲や接近する人、物、車を認識し、低速走行時に周囲の障害物を完全に視認できる「インテリジェント360°ビジョン」に「ムービングオブジェクトディテクションシステム(AVM+MOD)」を統合した新システムも装備されています。
エンジンは2種類のツインターボディーゼルエンジンを用意され、パワフルなモデルでは最高出力190馬力、トルク45.9kgfmを発生。
走行モードはセンターコンソールにあるセレクタースイッチで、スタンダード・スポーツ・オフロード・牽引モードと4種類に変更可能。
また駆動システムも2WD・4WDハイ・4WDローと3種類に切り替えることができ、さらに「PRO-4X」ではリアデファレンシャルロックの機能も装着されます。
ブラジル日産は「新型フロンティアの発売は、Nissan NEXTの変革計画および同地域における日産の成長目標における新たなマイルストーンとなるものです」と述べています。
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新型フロンティアはアルゼンチン工場で生産され、日本円換算で23万0190レアルから31万4590レアル(約599万円~819万円)で4月末よりブラジル現地にて販売される予定です。
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