やっぱりワゴンは使いやすい!? いまや貴重なCセグメントワゴン ルノー「メガーヌスポーツツアラー」とは

やんわりとしていながらガッチリ路面を捉える、不思議なドライブフィール

 その加速性能は、1.3リッターと聞いて想像するよりもずっと速さを感じさせるものです。

ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」の走り
ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」の走り

 ターボとしてはレスポンスも良好で、1800rpmの低回転で最大トルクに達するため低速から力強く、いかにもターボらしい盛り上がり感もあり、最高出力を発生する5500rpmまで伸びやかに吹け上がります。

 その優れたパフォーマンスを、湿式多板クラッチを備えたDCTが効率よく引き出してくれます。欲をいうと、パドルシフトがあるとなおうれしいところです。

「マルチセンス」で運転モードやインテリア照明をカスタマイズすることもでき、スポーツモードを選ぶと、ルノー・スポール(R.S.)モデルにも通じるメリハリの効いた走り味となります。

 メガーヌのプラットフォームは、日産とルノーが共同開発した「CMF-CD」を採用しています。R.S.モデルへの使用を前提として開発されたというだけあって、もともと高い剛性が確保されているのも特長です。

 ドライブフィールには独特の味わいがあります。

 乗り心地はけっして硬くなく、やんわりとしていながらもガッチリと路面を捉えるような、ちょっと不思議な感覚があります。ハンドリングもドイツ車のようなピタッ、シャキッとした動き方とは異質の、とても俊敏なのにやんわりとしていて、あまり意識しなくても行きたい方向に素直に進んでいってくれるので、いたってリラックスして乗れるあたりもこのクルマならではです。

 現行メガーヌの登場当初に話題となった、このクラスでは採用例の少ない4輪操舵機構「4CONTROL」は、今回のインテンスには搭載されていませんが、それでも操縦性はなかなか俊敏です。むしろスタビリティの高さに自信があるからこそ、これほどクイックにできているように思えます。

 先進運転支援装備もアップレードされ、ACCにストップ&ゴー機能が付き、電動パーキングブレーキにオートホールド機能が装備されたほか、リアクロストラフィックアラート、ドライバー疲労検知アラート、歩行者検知機能の付く衝突被害軽減ブレーキなどが新たに採用され、より快適に安心してドライブできるようになったのも歓迎です。

 SUVも良いけれど、あえてワゴンを選びたいという人にとって、新しくなったメガーヌ スポーツツアラーのように魅力的な選択肢があることを、ぜひ知っておいてもらえると幸いです。

ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のインパネ
ルノー「メガーヌ スポーツツアラー」のインパネ

Renault Megane Sport Tourer INTENS
ルノー・メガーヌ スポーツツアラー インテンス

・車両価格(消費税込):334万円
・全長:4635mm
・全幅:1815mm
・全高:1495mm
・ホイールベース:2710mm
・エンジン形式:直列4気筒ターボ
・排気量:1333cc
・駆動方式:FF
・変速機:7速DCT(EDC)
・エンジン最高出力:169ps/5500rpm
・エンジン最大トルク:270Nm/1800rpm
・車両重量:1390kg
・WLTCモード燃費:16.6km/L

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